先日の、広瀬小学校様でのキッズマッサージ講座、第2部は、保護者さんの部です。

 

アロマオイルを使ったセルフハンドマッサージと、私の熱い講演です(笑)。

 




 

 

キャリアオイルや精油のお話、マッサージオイルのブレンドの仕方などのお話などもさせていただきました。

 

そして、オイルをたっぷり使ってのセルフハンドマッサージ。

室内が精油の香りで満たされますラベンダー

 



 

 

子育てをしていると、常に子供のことが中心になります。

自分のケアはいつだって後回し。

でもね、時には自分最優先だっていいじゃない?

気持ちにゆとりを持つことが、素敵な子育てにも繋がっていきます。

楽しくて素敵な子育ては、自分自身をちゃんと大事にしてあげることから始まるんじゃないかなぁと思います。

 


 

小さなお子さんをお連れのお母様は、お子さんの小さな手をマッサージしておられました。

その光景にほっこりドキドキ

 



 

ハンドマッサージの合間に、キッズマッサージについての大人向けの講演もさせていただきました。

皆さんには手を動かしてもらいながら、私は語らせていただきました。

 

 

 

要約しますと、こんなお話です。 ↓↓↓




 

第1部の内容は「キッズセルフマッサージ」「お友達同士のマッサージ」でした。

 

キッズセルフマッサージでは自分の体を感じてもらいました。

この体は、生んでもらって、大切に育ててもらった体なんだと知ることで、自分自身の体を大切にする心が育ちます。これは自殺や自傷行為の防止にも繋がります。


 

お友達同士のマッサージでは、お互いの肌に触れ合うことで、相手の痛みや命を感じてもらうことが目的です。

例えば兄弟げんかや、友達同士で体をぶつけ合って遊ぶような機会が減った現代、他人の痛みに鈍感な子どもが増えています。

こうしてお友達同士でのマッサージを通して命に触れ、子どもは「相手にも心があり、血が流れているのだ」ということを、言葉や理屈ではなく、肌感覚で理解できるのです。

それがやがては、いじめや暴力、DVなどをの芽を根底から摘むことに繋がっていくと私は信じています。


 

子どもたちとのお約束の中で、嫌な触り方をされたら「嫌だよ」と伝えることも約束しました。

これもまた子どもにとっては大切なこと。

 

嫌なことは嫌と伝えていいんだと気付くこと、そして嫌だと言われたら、改めること、この両方ができるって、人間関係において実はとても大切なことです。



 

また、子どもたちの中は、自分がしてもらって気持ちよかったこと、嬉しかったことを、大切な人に、してあげたいという気持ちを持っています。

講座中に広がった肩たたきが、それを象徴していますね。

子ども同士で、優しさの連鎖が生まれるのです。

 

そしてその行為を喜んでもらえた時に、誰かの役に立てたという喜びを知るのです。

こういう関わりの中で、子どもは自分の存在を肯定できるようになったり、自分に自信が持てるようになっていくのです。

心の育ち、ですね。


 


当日お話してない内容もちょこっと含まれていますが、書いてるうちに、このブログを読んでくださっている皆様に伝えたいことも一緒に溢れてしまいましたあせる
 



 

 

キッズマッサージについて、こんなにたくさんのお母様方に聴いていただけたこと、本当に嬉しかったです。

皆さん真剣に受け止めてくださっていました。

 

 


 

この講座の数日後に、川崎での事件が起きました。

13歳の男の子・・・

息子と同い年の子があんな残忍な殺され方を・・・と、胸が潰れそうでした。

 

そして加害者も未成年という事実。

大人は何もできなかったのか?

と、考えれば考えるほど、悔しい気持ちです。

 

加害者が育ってくる過程で、何が足りなかったのか?

どうすれば防ぐことができたのか・・・。

答えは一つではないと思うけれど、命の重さ、あたたかさを知っていれば、人を殺めるなど、安易にできることではないはず。

 

子どもたちの未来に働きかけていけるのは、やはり私たち大人なのだと思います。


 

これからも、一人でも多くの子どもに、キッズマッサージを通して「他人の命、他人の心に触れること」を伝えていきたい。

いや、伝えていかなければならない、という使命感を勝手に感じています。





 

長くなりました。

 

でも、このブログに立ち寄ってくださった方々の心にも届くことを願い、信じ、記事にしています。

 

子どもたちは、社会の宝です。

大人がみんなで大切に育てなければね。





 

長い長い文章に、最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました花