本好きの子に育てるには

これまで育児書や子育て雑誌の特集などで、何度、目にしてきたタイトルか。

本好きの子に育てるには、たくさん本を読んであげて、イマジネーションの世界に誘うことや、親が自ら好きな本を夢中で読む姿を見せること、本が身近なものであること、図書館や本屋さんなどが生活の一部として自然に親しめる環境づくりも大切。

はい、ごもっともです。


が、例外もあるわけですね。



私の両親は、活字ってものを全く読みません。
本嫌いです。
でも、私は本なしには生きていけない。
子供のころ、2週間に一度のお楽しみは、近所の社宅の駐車場にやってくる移動図書館で本を借りることでした。

自分で山の上の石巻市図書館まで行けるくらいになってからは、自転車で山を登っては借りに行きました。

高校のときは「多読賞」という賞をもらいました。
全校生徒800名以上の中で、3位きらきら!!
これ、ちょっとした自慢ね(笑)。

放課後のほとんどの時間を部活に行かずに図書室で過ごす毎日。
いわば、一人読書部(笑)。
本が友達でした。(←暗い青春時代ガクリ



だから子供たちが小さい頃、もちろんた~っくさん、絵本読んであげたし、かなり買ったし、図書館や本屋さんにも通いつめました。
レジャーは図書館。


が、ダメなものはダメなのです。ウキャー!

息子は活字嫌い。
漫画本は読むけど、本当に活字本を読みません。
国語の授業では「物語」が一番苦痛で、説明文ならまだマシなんだそうバイキンマン
図書館で借りる本も車や恐竜の図鑑ばかりでした。
ただただひたすら、飽きることなく図鑑を眺め続けていました。

物語に入り込めず、物語を読んでいて「説明がないビックリマーク」と憮然とした表情で言い切る息子。
いやいや、そこは想像力で補う部分だからガーン
思わず突っ込みたくなります。


一度でも、物語というイマジネーションの世界を旅する楽しさを知ったら、きっと人生変わるのになぁ~と思って、半ば強引に読書を薦めるのは、私のエゴなんだよね。
本人は楽しくないんだから。
息子にも、物語の世界を味わって欲しいんだけだけどなぁ~。



息子は息子で、ピタゴラスイッチの本を読みながら、物語を楽しむのとは別な計算力、想像力、創造力を駆使して楽しんでいます。
「この角度で転がして、このパーツを落とせば完璧グッド!」みたいなさ。
ま、それはそれで、アリなんでしょうね。
私にはない根気と集中力が培われています。



だからね、親がどんなに環境を整えようと、努力しようと、子育てはマニュアル通りにはいかないわけですよ。

馬を水飲み場に連れていくことはできても、水を飲ませることはできない
よく使われる例えですね。

そう、まさしく私は息子を水飲み場に連れて行ったけど、息子は水を飲みたくないらしい。

本人のスイッチが入らないことには、何事も無理なんですね。
子供の可能性のために、親が環境作りしてあげるのは大切だけど、とらわれすぎちゃいかんですね。

育児セミナーや育児書で学んでも、そのマニュアル通りになんかいかないビックリマークっていう場面にも、子育てしてると何度も出会います。
育児のマニュアルをある程度頭に入れておくことも大切かもしれない。
だけど、親にしかわからない我が子の個性に合わせてアレンジしていくと、親も子も楽になりますねニコニコ


そう、本嫌いの親から生まれた超本好きの娘、そしてそこから生まれた本嫌いの息子。
そんな構図もあるのだから(笑)。


それでも試しに渡してみたハリーポッター。
投げ捨ててありましたガーン

かわいそうなハリー…。

代わりに私が読んでしまいそうです。
こんな忙しいのに、ハリーの世界を旅してる場合じゃないのに~あせる




今日も最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました花




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