とてもあたたかい週末でしたね。
昨日は祖母の命日。
ごくごく身内だけで、ひっそりと一周忌の法要を行いました。
読経に耳を傾けながら、静かに心が凪いでいくのを感じました。
特に何か宗教を信仰しているわけではないけれど、お寺の本堂で線香の煙が立ち上っては消えていくのを眺めながら、いろんなことに想いを巡らせているうちに、救われたような気持ちになりました。
そして、自分がどれほど周りに求めてばかりいたかを、改めて感じました。
大切なものは全部、自分の中にあるのに、外に求めて、人に求めて、もがいてばかりいる。
今朝は、加島祥造さんの著書、「求めない」
人は求める生き物だから、求めることが悪いのではなく、求める自分を肯定しながら、生きていく術を説いてくれます。
頭だけが貪欲に求め続ける欲望に振り回されるのではなく、心の奥底が、体が本当に求めるシンプルなことに気付こう・・・という本です。
自分の核を、ちゃんと感じなさい、と。
自分の真ん中にあるものを、人は時として見失う。
そして私は人一倍その傾向が強い。
目の前にあるものしか見えなくなりがちな、ちっぽけな心で生きている。
だからこそ、ときどきこうして道しるべになる本が必要だ・・・と思うのです。
祖母の家になっていたみかん。
まだ若く、青い。
私は、年齢的には「熟」の部類に入ってきているけど、心はまだまだ「未熟」。
食べた人に「甘くて美味しい♪」と言われるような人間になるには、あとどのくらいの年月が必要だろう。
要努力・・・ですね。
今日も最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
~らぶ*はぐ~
今週も、みなさんがあたたかい笑顔で過ごせますように。
浅野めぐみでした。