音… | 記憶のかけら…

記憶のかけら…

その時感じた

一瞬を…

大切な記憶のかけらとして…

ギシギシと…

身体をゆ揺らす音…

まるで 心が泣いてるみたい…

ゴォゴォ…と

吹き荒れる 風の唸りは
どんなに 耳をふさいでも身体に響いてくる

遠い記憶を呼び起こす声


切なくて

悲しくて

寂しくて

心細くて

怖くて……


ずっと ずっと ずっと

独りぼっちの 夜でした

ずっと ずっと…
お母さん! って

怖くて 泣きじゃくって
布団の中で丸くなっていました…

独りの夜の 風の唸り声がずっと 恐怖だった


可哀想な 私…

いまだに 幼子の私が

怖いよ 寂しいよ お母さん…

そう 叫んでる

お母さん…

あなたに 素直に寂しいと言えない私でした


風の強く唸る夜
行かないで … と

言えない私でした

今も…

やはり 寂しくて 悲しくて…

あなたの温もりが恋しくなります

お母さん…

優しく出来ない私を
許して下さい…