図書館で、ふと目について、
「成功を加速する『そうじ力』」
(舛田光洋著、ソフトバンククリエイティブ刊)を
読んでいます。

そうじ力














オーガナイズも好きですが、
私は「掃除」という言葉にも惹かれます。
(決して豆に掃除するタイプではない・・・)

掃除をすることが、自分にとても必要だからだろうな、
と思っていますが、
この本は、まさにそのポイントを突いていました。

著者は、いろいろな企業、お店に「そうじ力」を
つけるよう指南している方です。
「掃除をする」ということでなく、
なぜ「そうじ力」なのか?

それは、「(トイレを)きれいにする」ことを
薦めているのではなく、
「磨き上げる」ことを薦めているからなのです。
磨き上げるという作業を自分で行うと、
自分自身を見つめ、新たに獲得した視点から
人生(事業)を見つめ直すことで、
すべてが変化し、好転していくからです。

「う~ん、すごい!!」と唸りながら読んでいます。

これにシンクロするように、
プレ思春期の息子への接し方について
担任の先生からアドバイスがありました。
「(小学校6年生の)今、
楽に楽しい刺激が手に入るようなことを体験させると、
習慣化しやすいです。
それを習慣化してしまうと、
自分が好きなことは疲れを知らずにできますが、
気が進まないことをすると、すぐに疲れてしまい、
やらなくなる傾向が強くなります。
今も彼はその傾向がありますよね。
今は、まだ身体ができていないので、そうなって当然です。
でも、今、楽に楽しい刺激を手に入れる習慣をつけないよう
踏んばると、身体の成長につれて、
自分の気乗りがしないことでも、
やるべきことにはスッと身体が動くようになります。
そういう時期に、なんでも彼の望みを通していいんですか?
(望みをどのように扱うかについて)
話し合うことはいいことですから、話し合ってください」
ーー主旨はこのようなことでした。

これと「そうじ力」がどう関係あるか?

新年に決めた私のテーマが、
「サッと動く体を作る」だったのです!!

先生はもちろんご存知ありません。
しかし、今、私がとても苦しんでいること、
つまり、気乗りがしなくても、
やるべきことはサッとやるーー。
息子を、そういう人間に育てたくないのですか?
担任からの問いかけでした。

私の一番弱い部分が、はっきり子どもに出ている。
今日の私の対応で(息子から見たわたしの姿も含む)、
息子が将来、同じ課題で苦しむのか、
それともこの課題はクリアして大人になるかがかかっている。

やるべきことをサッとやるのは、
私にとっては苦しいのですが、
トイレや部屋を磨き上げると、
それが楽にできるのです。
それが「そうじ力」。
「そうじ力」を味方につけると、
あらゆることが好転していきます。

明日も磨こう!!

今日もお読みくださり、
ありがとうございます。