ぽつりぽつりと羽仁もと子さんの著作集、
家事家計篇を読んでいます。

書かれた時代はかなり昔とはいえ、
家庭を築く基本、
本質を突いているのはさすが。

このところ、読んでいる箇所で
身に染みたのは、
「無駄な物がない家」。

それは、あるものを使うことに徹すれば、
無駄な物はないはずという考え方です。

座布団カバーがなければ、
家にある端切れを上手に組み合わせて
縫う。

そうすれば、端切れは有効に使われて
なくなります。

この時、美しい布を求めて買うと、
端切れは端切れで使われずに
残ったままになり、
布を買ったおかげで
散財します。
このような生活を続けていると、
一年を通して見ると、
お金の残り方が相当違ってくる。

物があふれて、
お金がいつも足りない生活を選ぶのか、
常に必要な最小限の物だけがあり、
お金は余裕がある生活を選ぶのかーー。

このような内容でした。

今日もお読みくださり、
ありがとうございます。