母が着ていた着物が、桐の箪笥に入っています。
ほぼパンパンの状態。

これをどうしようか、悩むこと数年。
最近、「着物の枚数が多すぎる!!」ことに
気づきました。

私の着物は別にあります。
母が用意してくれていたもの。
数枚ですが、お嫁入り先で恥をかかない(?)ために
揃えてくれたと思われるので、
最低限、この数枚があれば、困ることはないはずです。

もし母が元気だったら、
桐の箪笥内の自分の着物すべてを
私に着せただろうか?

恐らく、私に着る機会があれば、
貸してくれたり、譲ってくれたかもしれない。
羽織らせて、私に似合うなら、の話です。

着物を仕立てる時には
必ず反物を当ててみるもの。
つまり、人によって似合う似合わないが
はっきりする。

そう考えたら、
周囲の「もったいない」という声=私が着るべき
からちょっと脱却できました。

私の性格からしても、
たくさんの着物をとっかえひっかえ着て楽しむことは
考えにくい。

私が譲り受ける母の着物の枚数を減らしてみよう。

そんな気持ちになりました。

今日もお読みくださり、
ありがとうございます。