ライフオーガナイズは人生を俯瞰して、
暮らしを最適化することですが、
私にとって暮らしの最適化に
大きな影響力を持っているのは
環境です。

大きな環境もありますが、
小さな環境としては、どんな建物(家)に住むか。

現在、年数を重ねた家をお借りして生活しています。
数年住んでいますが、いまだにどう住んだら快適なのか、
よくわかっていません。
この部屋は何に使うために作ったのか?
はたまた、雨戸の機嫌が悪いと、動かなくなる。
どうやって機嫌をとったらいいのか?
自然にドアがギーっと開く(開かないでほしい)。
などなど。

持ち主に修理を依頼して
了承を得られるほど壊れてはいないけれど、
毎日の生活には小さなストレス。

つらつら考えているうちに、
ドイツ人の借家住まいの哲学を聞いて、
私も大工の親方にご教示願った次第。

もちろん、大工の知り合いはいません。
どうやって頼んだのか?
地元の土建組合を検索し、
電話で事情を話し、
近くの親方を紹介してもらったのです。
この方法は藤山勇司さんという方に
教えていただきました。
(著書多数あり)

上記のストレスの解決法はもちろん、
水回り、襖、畳、カーペットなど、もろもろ即答。
新築の家を自分の手で建てられる方なので、当然です。

家の選び方から(購入予定はありませんが・・・・)、
住宅建築の移り変わりまでお話を聞けました。

ちょっとオーガナイズとは
観点が違うかもしれませんが、
家の構造を理解して、家屋を俯瞰してみる。
私にはよかったです。

そして、DIYも楽しいのですが、
高齢の親方たちが継承してきた技を、
(とても小さな工事や修理でも発揮してくれるので)
見せていただくという選択も
あるのではないか、と思いました。