神戸、オカッパリシーバス烏賊パターン攻略法 | ポーアイ南端人の生活

神戸、オカッパリシーバス烏賊パターン攻略法

えーっと今関西エリアのシーバスはバチパターンだとか言われてますが、



コレは第六防波堤より北側のエリア



のパターンです。


コレより南は完全に烏賊パターンに突入しました。



正直言うと





イカを食っているのが7バチを食ってるのが2その他諸々が1



という状況です。



青バチパターンはほぼ終わってるのではないかというのが僕の見解です



現在おそらくボトムで赤バチが抜けはじめててそれを食いに来ているヒイカ、スルメイカがメインのベイトになってるのでは?という感じです。



もう少ししたら盛大にバチが表層に浮くはずなのですが・・・・



今はいったん小休止というか水温の関係上仕方がないと思ってます。



ただし、シーバスがずーっとイカだけを食っているか?



といえばそれは




シーバス研究所の藤沢さんも、大野ゆうきさんもだいぶん前から言ってらっしゃいますが





烏賊パターンとバチパターンは混在し、へたをすると分単位で変わる




というのが現状かと思います。







そのエリアにバチが多いかイカが多いか?




それとも、イカを偏食しているのが多いのかバチを偏食しているのが多いのか?




コレは海水の塩分濃度と海水温、表面水温にかなり関与します。




表層にイカが見える場合イカは何を食っているのか?




現在の神戸エリアの表面水温から考えると




アミ、ともっと小さいプランクトン




なんですね。




コレを補食しに来るのはシラス、シーバス0才、スルメイカ、ヒイカ



です。



ボトムの水温から考えると



青バチが赤バチが抜けていてもコレを食いに来ているのはコウイカ、スルメイカ、ヒイカ




バチにしろ、スルメ、ヒイカ、シラス  全てシーバスの好みの餌です。



産卵が終わって各エリア(深場、汽水域、ストラクチャー)に散っていたシーバスがスクール化するのに一度体についたヒルを落としに掛かるのが汽水エリア。



汽水エリアのバチを食うのが、ハゼ、キス



バチもキスもハゼもシーバスは食います。




つまり初期のバチ抜けから考えると



今は全泳層を全て探れるルアーで丁寧に探るしか有りません。



ボートシーバスでも同じじゃないかな?というのが僕の答えです。



(てか同じのはず。)



先ずマッチザベイトのサイズ5~10㎝のシンキングペンシルでローリングしつつもS字が書けるタイプで、ボトムまでストレス無く落とせる物




明暗を絶妙にトレースするリーリング技術と、細かいアタリを見逃さないロッドとドラグ設定が必要です。



あとライト周りの光の入り具合も想像しながら引く。



アタリは非常に小さいです。



モソッッとかコツンッとかコレでむりくりアワセるか、引っ張り込むまでリーリングしてやるか。



ラインが細くなればなるほどアタリの数は増えます。



理由は、ルアーの泳ぎに影響しない、自分の思い通りのトレースラインを引っ張れる。コレです。



今回釣っているルアーを全て書きますし、動かし方を全て乗せてみようと思います。





1:バレーヒル 邪道シリーズ


ヨレヨレ&ヨレヨレミニ、チャートバックホロギラ。グロー系&パール系


30m~50mほどキャストしてボトムまで沈めて(我慢して沈める)


穂先を下に向けて1500~2000番(ダイワ)のリールでゆっくり巻き上げる。ドラグは緩めに。


ロッドは穂先の感度が良くラインは細めをお奨めします。


ゆっくり巻いてボトムから中層を通しながら明暗も通すとモソっとかコンッッというのがアタリです。


コレでアワセる!



それか我慢してもう少し巻いてやって柔らかく押さえ込むまで巻いて、思い切りアワセを入れる。




コレでアワセは成立。



ココからですが有る程度走らせてやって<ドラグを滑らして


何度も深いところへ持っていってやって徐々に手前に寄せてきて手前で5~6回潜らせて浮かしてやればほぼエラ洗いされることなく取り込む事が出来ます。


エラ洗いされた場合一瞬ラインテンションを緩めて潜らせてやる事です。


ベイルを返してラインフリーにするのも有効です。


ヨレヨレも比重が重いのでエラ洗いでフックアウトが多いので・・・。



まぁロッドワークとドラグで下にもぐらせれたらベストですけどね。



フックは細軸の6番~8番のショートシャンクがお奨めです。




2:バレーヒル 邪道シリーズ



ジランダ チェリブロ チャートバックグロー ピンクバックグロー バースト 等パール系



ロングビルシンキングミノーですが



可変型ウォブリングミノーです。



烏賊パターンの時に最も強いルアーはコレです。




キャストして15カウント~20カウント


再起ほどと同じロッドとドラグ設定で



ゆっくり巻いて、テンションフォール5秒、ゆっくり巻いて、フリーフォール7秒、早く巻いてトゥィッチ入れて姿勢を崩して徐々に巻き速度を落として止める。



コレを繰り返します。



ロングビル可変型故にイカの動きをもろに出せます。



カラーファクターが重要で非常にデカイシーバスに効果が高いです。



昼間のオフショアのナブラ撃ちにも最適です<ヨレヨレとともに。



マストでもっておいて頂きたい邪道のルアーです。



あとはゴッツァンルアーが出ると思いますので効きますよ。





3 エアマークディープ クラウンゴールド と リアクションピンク 後パール系



コレも引き方はジランダと同じ。


ジランダほど可変しないので、


ゆっくり巻いて、テンションフォール5秒、ゆっくり巻いて、フリーフォール7秒、早く巻いてトゥィッチ入れて姿勢を崩して徐々に巻き速度を落として止める。



コレの繰り返しでいけます。





4:各種リトルジャックプラグ4種 サヨリス XB、セグロイド、アーマードフィン


アーマードフィンは55、65,75


フックとリングは換えてください


スプリットはカルティバの黒いスプリットリングで小さめ


フックはカルティバか、バンフック、ガマカツ


太軸のインバーブに交換してください。


コレのコットンキャンディーとレッドヘッド、リアクションピンク、チャートバック、コノシロ



コレをボトムまで沈めて相手が持っていくまでボトムから中層をトレース、


浮き上がりすぎたらテンションフォール。


巻き速度はスローでボトムから50㎝ぐらいをトレースするイメージで。




いきなりドンッッ!と乗るので


あまり無理せずファイトしてください。



アワセは上向きでもいいですがファイト中は絶対ロッドを下に!水面にでてきたらロッドを上にして少しテンションを緩めてやって下に走らせてください。









セグロイド


コットンキャンディー、ピンクイワシ、レッドヘッド、コノシロカラー



ボトムまで沈みにくいですが我慢してください。


引き方は邪道のヨレヨレと同じですが、フックは大きい方も小さい方もフックは8番に換えてください。


細軸の方が貫通しやすいですが、小さい方のセグロイドは太軸の8番と10番



ちなみにアジカラー、イワシカラーセグロカラーでは全く反応しません。



シーバスどーやらブルー系ブラウン系には反応しないみたいです。




これ、もう少し比重を重くして水を噛む構造にしたら怖ろしく釣れます。(僕が実験済み)



来期はカラーが増えると思います。



(リトルジャック社長様、今カラーリング増やしたらもっと売れると思いますよ(w)<烏賊パターンが続く限り、ピンクバック、オレンジバックー、チャートバックのグローコットンキャンディーベリーにはラメホログラムを張っておけば完璧です。)






ただしセグロイド70は比重が少し軽いです。


故に完全烏賊パターンの入れ食いモードのパラダイスシーズンが4週間もしないうちに来るときに


上記のカラーの大きい方がなかったら僕等、関西組モニターはルアーを他社の物を引く事になります。



今の神戸にナチュラルカラーは不要です。無駄です。使えません。


僕も本業(仮にも社長業)があるので4日間連続して釣りしてたら仕事も詰まるんで・・・。


釣れるときに釣れるルアーがないのは辛いです。







僕的には売れる事より素人でも簡単に連れるルアーを作って欲しいです。
僕がモニターを引き受けたのは、

小回りが利く会社だと判断したからです、あと係長の藤田さんの人柄です。


正直藤田さんには文句かなり垂れてます。厳しいですけど関西の市場はデカイです。


でもコレは




関西で売れるルアーは関東でも世界でも通用するからです



実際にコモジグは日本中で売れてますし、世界中で売れてます。僕も今村君も信頼して使ってるジグです。


今のところこのジグより性能のいいジグを僕は見た事がありません。











サヨリス グローコットンキャンディー


比重不足と浮き上がりはベリー部分にシンカーを張ってください。


弓形形状ゆえにどうしても浮き上がります。



ローリングを生かしつつもディープから中層を引くためには



どうしてもシンカーチューンが必要です。


シンカー部分の鉛部分はアワビホロやラメ入りマニキュア(パールラメ、オレンジラメ)を塗ってください。劇的に釣果が変わります。








$ポーアイ南端人の生活



これはサヨリスの3タイプのチューニング方法です。


サヨリス120でやってますが説明します。





一番右がバックスライド系。


コレにフック寄りにずらしながら板オモリを5枚張ります



後ろから吸込ませる手法です。






真ん中

ローリング&ダートチューン




この場所に板オモリを4枚ずつ重ねます。計8枚です。



ズル引きすればローリングします。



しゃくればダートします。



ダートさせた後はフリーフォール10秒で暫くズル引き


その後2回キツメのスラッグ入りワンピッチジャークをさせてテンションフォールで着底寸前でちょと遅めの巻き速度で、再度スラッグ入りジャーク2回。



コレで今朝は釣りました。




証拠画像がコレ




$ポーアイ南端人の生活
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実は今村君が神戸に来たときもこのチューンを密かに施してます。


証拠画像がコレ。



ポーアイ南端人の生活





神戸には大規模河川が無く、雨が降った翌々日くらいに塩分濃度が下がります。



つまりこの時期から梅雨入りまであまり雨は降らないと判断しています。



今日の段階でセグロイド70とミニヨレの沈み速度がかなり遅かったので塩分濃度は一昨日より上がってます。


大潮で明石海峡の塩分濃度の濃い水が流れ込んできたためです。



昼間のこの日照と温度でおそらく塩分の濃度が上がってくるでしょう。



これ以上張るとウォブリングが消えます。



改良点として、ボディーを見る限りあれだけの10個以上のボールシンカーを突っ込んでいるので、コレをタングステンにするか、数を増やせばいいはずです。


あとアイの位置もう少し後ろにしないと浮き上がります。




関西の烏賊パターンバチパターンはボトムトレースが基本!。神戸港~大阪港は国際貨物港で、水深が平均15mです。下手に沖向きに投げれば40m先で水深20mは当たり前です。



そのボトムエリアにベイトがいるのですからソコにルアーを通さないとシーバスは追っかけてきませんよ!






とりあえず今年はこのモデルだと思うので関西圏で使われる方はシンカーチューンをお奨めします。



155サイズの方は僕の方にはもう無いのでチューンの仕方をお見せ出来ませんが上記を参考に考えてください。



小さい方の90サイズでも同じ事です。



コレでも浮き上がりが気になる場合、角の所に小さめの3角のビュレットヘッドシンカーを付けて工業用ボンドで固定してください。



浮き上がりが無くなります。


サヨリス155のフックはショートシャンク太軸の6番カルティバスティンガー

サヨリス120のフックはショートシャンク太軸の8番カルティバスティンガーブラック

サヨリス90のフックは10番、カルティバスティンガーブラック



サヨリス90と中錘でマダイを狙うなら、バックスライドチューンで10番カルティバスティンガーブラックか、テールだけヴァンフックのパーチアシストの中サイズを使ってください。



前の日記でリーダー6のシンカーからのリーダー4号というのはゆっくりウォブリングフォールさせてやって

途中で一気にバックスライドさせてマダイに吸込ませるためです。


このアクションは剣先烏賊を中錘エギングで狙うのとあまり変わり有りません。


故に兵庫県北部~福井県北部でこの釣りがもうすぐ始まるので練習しに行ってください。
(アオイカ狙いだけがエギングではありません。剣先烏賊だってエギングなのです。)




深さ50mでもシンカー8号でボトムをとって剣先烏賊を乗せる、4発ジャカジャカ巻き1発ロングジャーク
で竿先を下へ2mほどフリーフォール、待つ事15秒、その後多段ジャークでテンションフォール。


コレを3回繰り返したらまたボトムに落とすという釣り方です。

アクション中に竿先が引き込まれるか、フォールして15秒待っている間に竿先が引きずり込まれたらアワセです。






イヨイヨ解らなかったら中錘エギングの本場、福井県、小浜の富丸さんか、兵庫県北部のグランブルーさん、



秋終盤の 明石の林漁港から出ている中島丸で体験してきてください。








XBー42Rー90&70



90の方は塩分濃度が多少高くてもイカベイトが浮いていれば5~10カウントさせてから

少し早めに巻いてもOK。


ただし



僕と今村君の見解では





この時期にシーバスを狙うならヘッドバランスシンカーチューンでヘッドに最低7~12グラム足して
リアに2グラム足して



中層またはボトムから表面までトレースするのが一番でしょう。



カラーはグローコットンキャンディー、チャートバック、レッドヘッド



コレで充分です。




















5 コモジグ VICTIM JR & VICTIM 12G~78G


べた塗りチャート グラデーションクラック べた塗りピンク 
チャートバックゴールドゼブラホロレッドベリー(キャスティン)  パール
今年の限定虎柄キャスティン。




コレは隠していましたが、




これから怖ろしく釣れるルアーです。


メタルジグですが、フォールの姿勢はエギと同じです。


ズル引きすればウォブリングトローリングコンボになります。


80CMupを数釣りしたいときは僕はコレを使います。


アシストフックはバンフック、デビルクロー1/0と1の2本 テールはパーチアシスト(最小)



テールは場合によってはダブルフックです。



飛距離はめちゃくちゃ飛びます。


巻き方はズル引きが基本ですが

ボトムまで落として5回ジャカジャカ巻きでロングジャークその後テンションフォール、ズル引き10回

コレを繰り返すか、超スローヘコヘコジャークで完全にひったくっていきます。













気になるのはルアーローテーション。


順番に書いていきます



1:ヨレヨレ
2:ミニヨレ
3:ジランダ
4:XB
5:アーマードフィン
6:セグロイド
7:コモジグ
8:サヨリス
9:エアマークディープ





ちなみに上記ルアーでブルーバック系は不要です。






リトルジャックモニターで有るが故お願いしたい事


セグロイドでピンクバックスケルトン作ってください

ローコットンキャンディー系のベリーはグローの上にラメを載せるかラメホロシートを張って頂けると幸いです。

釣れる確立がウンと高くなります。



神戸港は釣れるのも釣れますがスレルのも早いので化なりのルアーローテーションが必須です。



イワシが接岸するまで9割方ブルーバックはこのエリアには不要だと思います。


















































あ、オフショアでナブラ狙いの時はあった方が良いですけどね。