大学では、英語の他にもう一つ外国語を学ばなくてはならない。当時外交官志望だった私は、迷うことなくフランス語。フランス語は外交言語でもあるから。

文系では、フランス語・スペイン語・ドイツ語・中国語という選択の中、フランス語選択者が一番多かった。理系はドイツ語。今はイタリア語も選択できるそう。うらやましい!


フランス語の授業は、週に3日ぐらいあった。だけどガッカリ‼️ 高校までの英語に輪をかけた、完全日本語フランス語。まずは、その教授が書いた、フランス語を教える教師のために書かれた教えるべきポイントだけ書いた、ペラペラの、教科書ともいえないような文法の覚え書き書みたいな冊子を元に講義が行われる。一体全体何が何だかわかない。そうこうしているうちに一学期というか前期が終わってしまった💦 何もおもしろくないし、何も学んだ気がしないのに。大いにガッカリである。


後期になったら、水曜一限になった。教本は、マルセル・プルーストの「失われた時を求めて」。

一体全体、この作品は、多少フランス語ができるようになった今読んだら、おもしろいのだろうか??フランス語初心者に適した教材なのだろうか?

全くそんな気はしなくて、先生の研究か専門との兼ね合いだけだったような気がするけど。もしかすると、先生も、私たちが読んで訳せることは期待していなかったのかも。

なぜなら、成績は試験だけではなく、出席点の割合がかなりあったから。

けれども、私は昔から、興味があることは、人の何倍も熱心にやるけれど、興味ないことは全くやらないタイプ。だから、高校の物理や生物は、惨憺たる成績だった。

英語は、一番最初に子供の時に、文法じゃなくて、発音から、プレイルームに近いような英会話教室で、アメリカ人の先生から学んだ。thisやthatの日本語の意味はわからずに、近いところのものはthis, 遠いところのものはthat、という感覚で捉えていて、今にして思えば、理想的な接し方だった。「これは」「あれは」と訳すこと、日本語で何にあたるのかは知らなかったのです。


だから、逆に、日本的な外国語の勉強法というのがわからなかった。話せない、話すことを目的としてない外国語、というのは、私の中で意味を持ってなかったし、ましてや訳文だけを丸暗記、なんてする気にもなれなかった。

そうして私は、必修であるこの第二外国語フランス語の単位を落としてしまったのです‼️