FIA(Federation Internationale de I'Automobile:国際自動車連盟)から2010年の最新F1エントリーリストが発表されました。

計12チームがエントリーされています。
1チーム2人の正ドライバーですので、24人分です。
TBA(To Be Annoucement:暫定)は1チーム(一人)とされています。

2010 FIA Formula One World Championship Entry List
(2010年3月3日発表版)

VODAFONE McLAREN MERCEDES (GBR)
(McLaren Mercedes)
№1 Jenson BUTTON (GBR)
№2 Lewis HAMILTON (GBR)

2009年チャンピオンJenson BUTTON (GBR)が「栄光のカー№1」。
2008年チャンピオンLewis HAMILTON (GBR)とでチャンプ組。
チームもドライバーもイギリスな大英帝国チーム。

MERCEDES GP PETRONAS FORMULA ONE TEAM (DEU)
(Mercedes Benz GP Limited)
№3 Michael SCHUMACHER (DEU)
№4 Nico ROSBERG (DEU)

2009年のコンストラクターズ・チャンピオンチーム。
7度のチャンピオン経験を持つ皇帝Michael SCHUMACHERも復活。
Nico ROSBERGもドイツ出身なので、こちらはチームもドライバーもドイツ。

RED BULL RACING (AUT)
(Red Bull Racing Renault)
№5 Sebastian VETTEL (DEU)
№6 Mark WEBBER (AUS)

ドライバーに変更はないものの、カー№が入れ替え。
Sebastian VETTEL (DEU)がファーストドライバー。
実力・安定感でさらに上位を狙えるチームのハズ!?

SCUDERIA FERRARI MARLBORO (ITA)
(Ferrari)
№7 Felipe MASSA (BRA)
№8 Fernando ALONSO (ESP)

混迷の続く名門FERRARI。
2007年チャンプを追い出して、2005年・2006年チャンプを迎い入れる。
ま、速さでは申し分ない2人ではあるが…。
果たして…。

AT&T WILLIAMS (GBR)
(Williams Cosworth)
№9 Rubens BARRICHELLO (BRA)
№10 Nico HÜLKENBERG (DEU)

プライベート系の名門WILLIAMSも迷走気味か。
ベテランRubens BARRICHELLO (BRA)とルーキーNico HÜLKENBERG (DEU)の組み合わせ。
エンジンはToyotaの供給が無くなったので、市販標準エンジンのCosworthにスイッチ。
果たして…。

RENAULT F1 TEAM (FRA)
(Renault)
№11 Robert KUBICA (POL)
№12 Vitaly PETROV (RUS)

撤退の噂もあったRenault。
一応、エントリーは生きているが、売却の噂は消えていない。
早さには定評のあるRobert KUBICA (POL)とロシア人ドライバーVitaly PETROV (RUS)。

FORCE INDIA F1 TEAM (IND)
(Force India Mercedes)
№14 Adrian SUTIL (DEU)
№15 Vitantonio LIUZZI (ITA)

2009年シーズン終了時と同じドライバーラインナップ。
Mercedesエンジンを積む第三のチームとして時折速い。
2010年もソコソコ注目できるかも!?

SCUDERIA TORO ROSSO (ITA)
(STR Ferrari)
№16 Sébastien BUEMI (CHE)
№17 Jaime ALGUERSUARI (ESP)

結局は2009年シーズン終了時とドライバーは同じ体制。
初の自社製シャシーのSTR5の戦闘力はいかほどか!?
Ferrariエンジンをいかしきれるか!?

LOTUS RACING (MAL)
(Lotus Cosworth)
№18 Jarno TRULLI (ITA)
№19 Heikki KOVALAINEN (FIN)

2010年新規参入チーム。
名門Lotusとは言え、登録ではマレーシアのチーム。
イギリスじゃないよ。
Toyota撤退で放出されたJarno TRULLI (ITA)と、やっぱりMcLARENから放出されたHeikki KOVALAINEN (FIN)とのコンビ。
さながら放出組ですが、早さは一流。
でもCosworthの戦闘力は未知数ですから…。

HRT F1 TEAM (ESP)
(HRT Cosworth)
№20 TBA
№21 Bruno SENNA (BRA)

2010年新規参入チーム。
当初はCAMPOS META 1となっていたが…。
HRTとは、Hispania Racing F1 Teamの略。
あの天才・故アイルトン・セナの甥っ子Bruno SENNA (BR)がエントリー。
もう一人はGP2からインド人ドライバーKarun Chandhokとなる模様。

BMW SAUBER F1 TEAM (CHE)
(BMW Sauber Ferrari)
№22 Pedro DE LA ROSA (ESP)
№23 Kamui KOBAYASHI (JPN)

BMWは2009年で撤退したが、Sauber氏が存続させたチーム。
BMWがエントリーフィーを払ったからか?チーム名にBMWが残ったまんま。
エンジンは3基目となるFerrari。
パッケージは悪くないので結構ヤルかも?

VIRGIN RACING (GBR)
(Virgin Cosworth)
№24 Timo GLOCK (DEU)
№25 Luca DI GRASSI (BRA)

2010年新規参入チーム。
Toyota撤退で放出されたTimo GLOCK (DEU)がシートを確保。
ちょっと前まで「Manor」というチーム名だった。

※TBA(To Be Annoucement:暫定)

本来なら2010年は13チーム26人でのエントリーとされていたが、Toyotaの撤退、BMWのSAUBERとしての残留、USF1の参戦断念などなどにより、12チーム24人で確定した模様。

このラインナップで、いよいよ来週、開幕戦バーレーンGPが始まります
楽しみっ

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