2009年のF1シーズンは第2戦まで消化。
来週には第3戦の上海GPが開催されます。

で、毎年、何かしらの物議をかもし出すF1界。
今もいくつかの火種が燻っています。

まずはウソツキ問題。

何だか中学生の学級委員会みたいなノリだが…。
事件(?)が起きたのは開幕戦、第1戦オーストラリアGP。
レース終盤にセーフティーカー導入の際に誤って順位を落とした№09 Jarno Trulli[Panasonic Toyota Racing]が、№01 Lewis Hamilton[Vodafone McLaren Mercedes]を抜いたとして、25秒加算ペナルティを課せられた。
このペナルティはレース後の審議の結果課せられたペナルティだが、その審議の際に№01 Lewis Hamilton[Vodafone McLaren Mercedes]とチームクルーが「嘘」をついたのだ。
FIAが問題視しているのは、他のドライバーがペナルティにより不利益を被ることを知りながら、その「嘘」をつき続けたことらしい。
何度か確認しているにも関わらず、「嘘」の証言を繰り返し、さらに無線記録という決定的な証拠が審議されても、その正当性を主張したことがFIAの逆鱗に触れたらしい。
この問題はさらに拡大し、№01 Lewis Hamilton[Vodafone McLaren Mercedes]は24歳にもなって、嘘を強要されたような自己弁護を行い、さらに父親まで登場。
我が子に嘘をつかせたチームはけしからん、とチーム脱退をもちらつかせる始末。
ちなみにチーム側のウソツキはとっくにチームを離れている。
2008年チャンピオンのチーム脱退は恐らくは無いだろうと思われるが…それも今月末までには審議される結果待ちかな。
チームとしてのMcLaren Mercedesには何らかの厳しい裁定が出るんじゃないの?って見方が今のところ多い感じ。
「出走禁止」とか「選手権剥奪」とか「罰金(多額)」とかの噂は絶えない。

次にディフューザー問題。

Brawn GP、Toyota、Williamsの各マシンの後方整流板(ディフューザー)が違法であると、Ferrari、Renault、Red Bull、BMW Sauberらが訴えている問題。
第1戦での問題提起だったが、その場でFIAは「合法」と結論を出した。
しかしながらその結果を不服として3チーム(Ferrari、Renault、Red Bull)は控訴。
その後、BMW Sauberも控訴に加わっている。
訴えられている方のチームは確かに第1戦、第2戦共に好成績を出しているチーム。
対して訴えている方のチームは今シーズン不調なチーム。
ま、ディフューザーだけが「=速さ」とはならないだろうが…技術的に明らかに違いがありそうな感じはする。
レギュレーションの解釈の違いなんだろうけど…。
この控訴は14日に審議され、翌15日には結果が発表される。
この結果によっては、訴えている方の各チームも技術的な方向性が出てくる。
つまりは「合法」なら真似するよ、ってことだろうね。
ま、真似すりゃ速くなるってもんでもないだろうけど、レギュレーションが大きく変わった2009年シーズンだけに「速いマシン」を手本にするのは手っ取り早い。
今のところ、このディフューザー問題は「合法」となる公算が大きい。
さすがにFIAもコレを「違法」としちゃうと過去2戦の結果を全て変えなきゃいけないし。
認めちゃえば「あー、そうなのね」と他のチームが追随するだけだからね。

後は…セパンでの第2戦マレーシアGPの雨天問題。

ま、問題って程でもないんですけど、地元の地元の主催者はスタート時間を問題視しているみたい。
F1のマーケットは基本的にはヨーロッパ中心。
そのヨーロッパ圏で視聴率を稼がなきゃいけないスポーツ興行なんですね。
そこで時差の問題からヨーロッパの人達が見やすい時間帯にレースをしましょって方向性。
第1戦オーストラリアGPと第2戦マレーシアGPは現地時間で夕方5時スタート。
第14戦シンガポールGPのナイトレースもヨーロッパ向け時間帯の思惑がある。
第15戦日本GPも今年は14時スタートとなったが、少しでもヨーロッパの人達が見やすいようにという配慮からだ。
アジア・オセアニア付近のレースは最近増えてきたが、FIAとしたら出来ればナイトレースで開催して欲しいらしい。
マレーシアでナイトレースになって…雨降ってきたら…即中止だろうね。

ま、テレビで見ている分には遅い時間帯にやっても、それほどの不便は感じないでしょう。
しかし、直接観戦にいく場合、日本GPでも1時間遅れならば、帰るのも1時間遅れ。
2006年に鈴鹿でのF1GPを観戦に行きましたが、確かにアレから1時間遅れだと帰りはさらに遅くなり…。
ちょっとヤダな。
ましてやナイトレースともなると次の日の仕事にも影響するな。確実に。
ヨーロッパというメイン市場を考えれば商業的にわからんでもないからなー。
どっちでもいいけど。

で、Ferrariのドタバタ問題(?)。

開幕戦から2戦続けてのノーポイント。
Ferrariのチーム体制が問題視されています。
確かに第2戦の予選でも№03 Felipe MassaがQ1で敗退(走らずに)。
№04 Kimi Raikkonenはまだ雨が降っていないのにレインタイヤに交換する作戦(が失敗)。
とか、いろいろあるよね。
結果も出してないし。
問題の矛先もアドバイザーの皇帝シューマッハ様に向かってる感じが…。
この騒動を受けてか、次戦はシューマッハは呼ばれないみたい。
ま、それで実際良くなるとは思えないけど。
結果、良くなったら…もう呼ばれないかも。
ニキ・ラウダ氏はシューマッハを擁護し、ちゃんとした役割を与えるべきだと語っている。
そしてちゃんと彼の経験をいかすべきだと。
アドバイスという半端な立場ではなく作戦に関わらせる必要があるとのことだ。
確かに。
ま、問題が何処かにあってもマスコミに踊らされているようじゃFerrariの回復は時間がかかるね。

ちょいネタをもう一つ。

衝撃のHonda撤退から、注目のトップチームになったBrawn GP。
チーム自体の売却額は「1ポンド」だったようだ。
現時点でのイギリスポンド為替は1ポンド=147.02円。
ま、商取引上タダって訳にはいかないからってことだろうね。
以前の噂では「1ドル」で売却って言われてたけど、イギリス資本なので、「ポンド」にしたみたい。
冗談の様なホントの話。
2009年のF1エントリーフィーも既にHondaが払ってるし、2009年新車「BGP001」の開発費のほとんどは「RA109」としてHondaが負担している分が大きいでしょう。
要は今後、チームを維持していくことが証明できればタダ同然で譲りますよってこと。
ま、それでも数百億円は持っていることを証明しなきゃいけないんだろうけど。
Brawn GPはホントHondaに1ポンド振り込んだのかな?
それとも手渡し?
契約書にハンコ押す時に「はい、1ポンド」とか言って?

ま、こんなゴタゴタも含めてのF1ショーなんだろうね。
面白っ


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