先週の金曜日に発表された「HondaのF1完全撤退」。
週が明けて、いろいろな余波が出てきた。

Honda F1チームを率いるニック・フライ氏は既に数社の企業から買収のオファーを受けていると話す。
その中で有力視されていたのが、過去にBARホンダとしてF1界にいたリチャーズ氏。
でもリチャーズさんのコメントでは…ちょっと冷静に見ているらしい。

確かにHondaでは既に2009年型マシンの開発に着手しており、ロス・ブラウンという大物が開発に関わったマシンもある。
2008年までのチームの負債はHondaが全て負担するらしいから、「居抜き」状態でF1チームを買い取ることが出来るらしい。
その金額もタダ同然らしい(1ドルというウワサ)。

しかしながら、Hondaの2009年マシン「RA109」は、Hondaエンジン搭載を前提に開発の進められてきたマシン。
Hondaが『完全撤退』を表明しているのだから、その珠玉のエンジンは手に入らない。
当然、他のエンジンを積むとなると…セッティングはイチから(設計から)やりなおしとなる。

元々F1参戦を考えていた企業が、「居抜き」でチームを買えるなら、安い買い物ではあるが…数百億円とも言われる資金を拠出できる企業がどれだけあるか…。

Honda F1チームの動向はここ数日で動く可能性があるので、目が離せない。

関連したニュースでは、Hondaと契約のあるジェンソン・バトンの動向だ。
彼は3年間の複数年契約を年間800万ポンド(約10億円)で結んだとされている。
この契約に対し、Hondaはバトンに契約解除に際し、1500万ポンド(約20億円)を支払うそうだ。

でも、バトンの望んでいるのは「2009年のF1シート」なのだ。
そこで浮上してきたウワサが、トロ・ロッソへの移籍話。
トロ・ロッソの代表が昔、バトンと共にF1を戦っていたチームメイトだったからだ。
トロ・ロッソと言えば、現役のセバスチャン・ブルデーやテストドライバーのセバスチャン・ブエミ、元F1ドライバーの佐藤琢磨等をテストし、来期のドライバー選定を行っている最中。
トロ・ロッソの公式コメントでは、「影響はない」とされているが、オフレコでは、「バトンならテストの必要なし」ともされている。
さらに、Hondaでのテストに参加していたブルーノ・セナも有力候補とされている。
また、ルーベンス・バリチェロも僅かな可能性ではあるが候補の一人らしい。
トロ・ロッソの2つのシートを6人で争う激戦の様相を呈している。

個人的な予想としては…、
ブルデーとバトン(実績重視)
バトンとセナ(実績と資金)
って感じかな。

正直、どうなるかわからない「元Hondaチーム」よりも、2008年コンストラクターズ6位という好成績をあげたトロ・ロッソの方が魅力はあるかも…。

ここ数ヶ月で一気に不況に陥った感のある世界経済。
「宣伝広告費」で成り立っているF1界がモロに影響を受けるのも当然だ。

ウワサというレベルではあるが、さらに撤退を余儀なくされるチームがあるとの話もある。

どうなるF1界



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