Vodafone McLaren Mercedes Scuderia Ferrari Marlboroのスパイ疑惑。

9月13日にパリで行われた世界モータースポーツ評議会(WMSC)の下した裁定は、
Vodafone McLaren Mercedesの今季のコンストラクターズ・ポイントの剥奪と2007年シーズンの今後のレースでのポイント除外という非常に重い処分。

先日のイタリアGP(第13戦)終了時のコンストラクターズポイントは下記の通り。
コンストラクターズ・ポイント
- 01 166p Vodafone McLaren Mercedes
- 02 143p Scuderia Ferrari Marlboro
- 03 86p BMW Sauber F1 Team
- 04 38p ING Renault F1 Team
- 05 25p AT&T Williams
- 06 16p Red Bull Racing
- 07 12p Panasonic Toyota Racing
- 08 4p Super Aguri F1 Team
- 09 2p Honda Racing F1 Team
- 10 0p Scuderia Toro Rosso
- 11 0p Spyker F1 Team
※0p(ノー・ポイント)及び同ポイントのランキングについてはFIA公式HPに準拠。

これが、
コンストラクターズ・ポイント
- 01 143p Scuderia Ferrari Marlboro
- 02 86p BMW Sauber F1 Team
- 03 38p ING Renault F1 Team
- 04 25p AT&T Williams
- 05 16p Red Bull Racing
- 06 12p Panasonic Toyota Racing
- 07 4p Super Aguri F1 Team
- 08 2p Honda Racing F1 Team
- 09 0p Scuderia Toro Rosso
- 10 0p Spyker F1 Team
こうなるのか?

さらにFIAはVodafone McLaren Mercedesに対し1億ドル(約115億円)の罰金制裁を課している。

ただし、今回の裁定でFernando AlonsoとLewis Hamiltonのドライバーズ・ポイントは剥奪されず、今後のレースでもポイント加算対象になっているようだ。
個人戦になるってことか…。

しかしながら、McLarenは現地時間14日までに上訴できる権利をもっているので、恐らく上訴するだろう。
たぶん、裁定が覆ることは難しいと思う。よほどの証拠を提出しなければ…。

また、2008年のマシンに同様の疑惑が残っており、McLaren側がFerrariの知的所有権が存在しないことを証明できなければ、12月の再審議で2008年のコンストラクターズ・チャンピオンシップからも除外される可能性があるとされている。

一部に噂のあるFernando Alonsoとの確執もあり、今後もこの問題は目が離せない。

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