今日も「グランツーリスモ4(プレイステーション2)」から名車フォト。

今日は、ちょっと趣向を変えてみました。
場所は市販車などの開発でテストが行われることの多い、ドイツ「ニュルブルクリンク」。
よくここでのテスト風景がスクープ写真等で雑誌に掲載されることも多いですよね。
そこで、スクープ記者との会話風でフォトをご紹介するシリーズ(?)です。

題して…「激撮!ニュルブルクリンク!」(ださっ!)

で、早速、ご紹介しましょう。
※フォトはクリックすると大きなフォトを表示しますよ♪

まずは、今日、スクープ写真を持ち込まれた記者をご紹介しましょう。
スクープ記者のAnthony Carrey(仮名)氏だ。
私「どうも、こんにちは」
A.C「こんにちは」
私「今日の写真はなんだい?」
A.C「まず、1枚目を見てくれ」

私「これはロータス・エスプリだよね?」
A.C「確かにロータス・エスプリなんだけど、ロータスを示すエンブレムが見当たらないんだ」
私「なるほど。どこかのチューナーなのかい?」
A.C「でも、ピットにいた技術者はロータスの技術者だったよ」
私「でも、エスプリは2003年に製造中止になったんじゃなかったっけ?」
A.C「まあ、2枚目を見てくれ」

私「おぉ、気合い入ってるね」
A.C「そうだろ。ずいぶんと本気で攻めてたんだ」
私「他に気付いた点は?」
A.C「この3枚目を見てくれ。リア部分。」

私「いわゆるGTウィングみたいなものかい?」
A.C「そうだね。」
私「次の写真は…」
A.C「ああ、これは下りコーナーから直線に入って来た所だね」

A.C「ああ、次の写真の方がリアウィングの形状がはっきりわかるよ」

私「なるほど。角度調整の出来る2枚羽根だね」
A.C「何度かピットに入って角度を調整していたから、データ取りをしてたのだろう。次の写真はこれだ。」

私「ケッコウなバックファイアーだね」
A.C「排気音が明らかに従来のエスプリとは違ったね」
私「どう違ったんだい?」
A.C「かなりのハイチューンエンジンなんだろうね。まさしくレーシングマシンのソレだったよ」
私「レーシングマシンかぁ…」
A.C「次の3枚を見てくれ」



A.C「いずれもコーナーを抜けるとこなんだが、足回りも従来のエスプリと違うと思われるんだよ」
私「エスプリは元々車高が低いから、わかりにくいな」
A.C「そうなんだけど、従来のエスプリよりかは明らかに固められた足回りだったね」

A.C「各コーナーを信じられないスピードで抜けて行くんだ」

A.C「エキゾーストノートも凄いんだ」

私「従来のエスプリだと3.5㍑のV型8気筒でツインターボだったよね」
A.C「そう。それでも350馬力を発揮してるんだけど、明らかにソレ以上のパフォーマンスだったよ。見た所、600馬力以上あるんじゃないかな」
私「600馬力以上!?本当かい?」
A.C「ああ、間違いないよ」

A.C「次の写真はバンクを駆け抜ける所で比較的近い場所で撮れたんだ」
私「確かにコレだと足回りがよく見えるね」

A.C「そうなんだ。しかもよく見てくれ。タイヤがレーシングスリックなんだよ」
私「スリックタイヤ!?」

A.C「ドライバーもクレイジーなんだ。限界近くまで攻めている印象だったよ」

私「確かにレース中のように攻めまくっている感じだな」
A.C「これを見てくれ。縁石に乗り上げてフロントがリフトしてるだろ」

私「凄いな。確かにまるでレーシングカーのようだね」
A.C「まるでミズスマシのようにスムーズにコーナーを走り抜けるんだ」

A.C「次の写真はリア周りがよくわかるよ」

私「本当だ。ずいぶんと高い位置にウィングが付いているね」
A.C「そう。ミッドシップマシンだからだと思うが、リアのダウンフォースにはかなり有効なようだ」

A.C「ここからは最後の直線区間なんだけど、驚いたよ」

私「ど、どういうこと?」

A.C「直線区間ではウチのスタッフがスピードガンで計測していたんだよ」

私「最高速を計測していたのかい?」
A.C「ああ。そうだ。スペックを推測するのに有効だからね。よくやるんだ」

私「で、どうだったんだい?」
A.C「驚いたことに最高速は200マイルを超えていたよ」
私「200マイル!320km/h以上じゃないか!」
A.C「そうなんだ。正確には208マイル程だったよ」
私「330km/h程ってことか…最新のスーパースポーツにも劣らないな」
A.C「でも、次の3枚の写真を見てくれ」



私「あらあら。シャシー性能がついてこないのか」
A.C「そう。中身はモンスターでも見た目と同じく、ベースはエスプリだからね。写真にはないが、結構いろんなところで見られた光景なんだ」

私「ここまでかい?」
A.C「ああ。もっと追いたかったんだけど、ロータスのスタッフに見つかりそうになったんで、撤収したんだ」
私「結局なんだったと思うんだい?今さらエスプリという疑問あるんだけど。今のロータスならエリーゼやエキシージだろ?」
A.C「そうだな…新型エスプリという線は消えてないよ。」
私「エスプリ復活か…」
A.C「そうだね。エリーゼやエキシージはライトウェイトスポーツだからね。やはりロータスも世界に通用するスポーツの復活は目指しているんだろう。他社エンジンではなくね」
私「確かにエリーゼやエキシージにはトヨタ製のエンジンも積まれているね」
A.C「ヨーロッパSのさらに上のランクのスーパースポーツがあってもいいよね」
私「イギリスでのスーパースポーツといえば…アストンマーチンやTVRのような…」
A.C「アストンマーチンはル・マンにも出場する等でアピールしているからね」
私「市販化はともかくメジャーなレースシーンでのロータス復活を望む声も少なくないからね」
A.C「エスプリが復活すれば、GTマシンクラスにも出場できそうだしね」
私「なるほどね。」



※以上、全てフィクションです。実際の団体・企業とは何の関係もありません。
早い話がうそっぱちです。
こんなだったらいいなぁみたいな…


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