1973年からF1に参戦し続け、コンストラクターズチャンピオン9回、優勝116回、ポールポジション127回を獲得した実績を持つ名門Williams F1 Team。
今季はコスワースエンジンを搭載しつつも健闘しているが、戦闘力のある「メーカー製エンジン」を求めていた。
対してトヨタ自動車㈱でモータースポーツ部門会社のトヨタモータースポーツ有限会社(Toyota Motorsport GmbH)はノウハウ不足が否めなかった。
両者の求めるものが一致した、今回の決定で、Williams F1 Teamは、現時点でコンストラクターズ5位の実力を持つ「世界のトヨタ」製エンジンを手に入れ、Toyota Motorsport GmbHはWilliams F1 Teamからのレースノウハウを学ぶチャンスとなった。
2007年シーズンはWilliams F1 Team、Panasonic Toyota Racingが同じエンジンで出場する。
トヨタ自動車(株)取締役副社長の岡本一雄氏のコメント
「2007年からウィリアムズへエンジン供給出来ること、そして歴史があり、F1スピリットに溢れたチームと一緒に仕事が出来ることを嬉しく思っている」
Williams F1 Teamチーム代表Frank Williams氏のコメント
“This agreement is the cornerstone of Williams’ challenge for the World Championship. Toyota is an impressive and remarkable industrial giant, with the most phenomenal reputation for achieving the goals it sets itself. We are proud to have secured their support in our efforts to return to our competitive best.”
「この契約締結は、ウィリアムズのF1挑戦への礎石になる。トヨタは設定した目標を達成することに定評を持った、印象的で注目に値する企業である。我々は、最強の競争力を得る為に努力しており、トヨタの支援が得られることを誇りに思う」
ウィリアムズ・トヨタ…
楽しみだ。
しかしながら、相手は名門Williams F1 Team。
本家Panasonic Toyota Racingとの順位も気になるところ…
負けるなよ…本家…
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