自然界最強接着剤発見

面白そうな記事が出てました。

その正体は「細菌」だそうで…。
「Caulobacter crescentus」って言うんですって
読み方は「かうろばくたー・くれせんたす」。

バクター(bacter)とは、バクテリア、つまり細菌ですね。
よく聞くのは、「ヘリコバクター・ピロリ菌」。
胃が痛くなるヤツです

話しを戻しましょう。
「Caulobacter crescentus」(カウロバクター・クレセンタス)は、水道管の内側()などに生息する細菌(水の中に生息してる)。

尾っぽの先っちょにある付着器官に多糖類の物質を創り出してくっ付くらしいのですが、その接着力が市販の超強力接着剤以上だと言うから驚き


どのぐらい凄いかと言うと、仮にその細菌を1平方インチ(←わかりづらい)あたりで5㌧の力がかかってる状態でも大丈夫らしい
ちなみに1インチは2.54㌢です(つまり日本人にわかりやすく言うと2.54㌢四方に敷き詰められた「Caulobacter crescentus」でクルマを3,4台吊り下げられる?

で、この「Caulobacter crescentus」は人体に悪影響を与えるような物質を出していないらしい(毒性が確認されていない)。
だからこの細菌の接着成分だけを精製できれば、外科手術での活用等が期待されているそうな。
でも、問題になっているのは、その「接着力の高さ」らしい。
そこまで接着力が強力だと製造行程で、製造機械自体にくっついちゃう。
そこんところに莫大な開発費がかかるんだって。
そりゃそーだ


しかし、自然界には凄いヤツもいたもんだ。
まだまだ人間の知らない「超・能力」を持つ生物がイッパイいるんだろうな。

今日も勉強になりました