今年も行って参りました。
シカゴの夏の風物詩、“Ravinia Festival”です
6月から、いろいろなジャンルのコンサートが開かれるようですが、
7月に入ると、シカゴが世界に誇るCSOが夏の出稼ぎ(失礼!)に
やってきてくれます。
乳幼児持ちにとっては敷居の高いCSOも、
野外コンサートならOK牧場
今年はなんと、
“マーラーの交響曲第八番”いわゆる「千人の交響曲」を
やってくれるじゃあ~りませんか。
この曲は、
タイトル(マーラーがつけたわけじゃないそうですけど)のように、
すごい人数が必要なので、なかなか聴ける機会が無いです。
独唱者8~9名に混声&児童合唱団、
オケも木管だけでも4~5本(持替込)、
金管もトランペットとトロンボーンはバンダも必要らしいので、
弦楽器も大量に必要でしょう。
おまけに人数に加えて、
ティンパニ2は当たり前、
ピアノにハープにチェレスタにオルガンに・・・
と舞台を占領しそうな楽器が目白押し。
かなり高額なチケットにしないと、
興行的にも採算が取れなさそうな曲です。
こりゃ何が何でも聴かなければ!
これを聴き逃したら一生聴けないかも!(大げさ。でもちょっとマジです)
少々天気が悪くても行ってやる!
(芝生にピクニック状態なのではツライ)
と、熱い思いでその日を待ちました。
おかげさまで当日は
いつもよりも少し混み気味ではありましたが、
日本の夏の砂浜のような混み具合ではなく、
子供が少し走り回れるくらいの余裕を残し、
シートを広げることが出来ました。
今回の演奏では、
独唱は7名、オケと合唱を合わせて300名くらいかな、
と旦那が言っておりました(数えたんかいな、ひょえ~)。
それでも、ステージにすごい張り出しが作られてましたし、
オケはほとんど張り出しだけに乗ってましたから、
この曲を演奏するのは本当に大掛かりなんだなぁと思いました。
土曜日なので平日よりも少し早く19:30開演。
徐々に日が暮れていくなかで、や
を片手に音楽を聴く。
素敵でした