今日で17週6日だ。 
きぃちの胎動が初めてわかったのは16週5日だったけど、 
豆蔵2号は、いろいろと緩んでいるのか14週5日から 
ぼよよ~ん、ゲスッゲスッと元気だ。 
しかし、私は立派な○高。 
先生に羊水検査をすごく勧められていた。 
でも、結果を知ってもどうしようもないと思ってるし、 
その検査によってベビーちゃんがお空に還ってしまったお友達を 
2人(ひとりは日本、ひとりはアメリカ)知っている私としては、 
極力避けたい問題だった。 
とりあえず、精密なエコーと血液検査を受けることにした。 
それが4週間前のこと。 
いま、病院から電話があった。 
エコーと血液検査の結果を言ってきたのだ。 
先週の検診のときに、テストの結果はどうだったか?と聞いたら、 
「ここに記録は無いわ。わかったら連絡するから」と、 
のんびりしたことを言われた。 
エコーの結果だけは検査当日に異常なしと聞いていたし、 
検診から帰宅後、電話で看護士さんから 
「検査の結果がわかった。エコーも血液検査も正常範囲だ」 
と言ってきたので、 
もうその話は終ったものだと思っていた。 
(先生が5人のチームなので、 
先生同士の連絡がテキトーな感じが気になったけど) 
いまの電話は、先生本人からのものだった。 
先生本人から、というのが気になったし、 
先生はバリバリのnative Englishなので、 
「テストの結果を報告する」
と言われるとメチャメチャ緊張した。 
結果は、トリソミー18&13の確率は数千分の1とか数万分の1とか言っているようだった。 
しかし、ダウン症の件は、羊水検査を勧められた。 
私は「その結果は羊水検査を受けるべきなのか」と聞いたが、 
私の英語が心もとない様子で、 
「旦那さんと相談しろ、直接、旦那さんと話してやる」と言われた。 
夕方の6時前だ。 
明日から日本からの出張者が来るとかで 
今日は忙しいと言っていたなぁ、と思いつつ、電話を職場へ。 
  「出ない・・・」 
携帯は? 
  「出ない・・・」 
留守電に残しても、いつかかってくるのか待つ時間がしんどい。 
意を決し、先生に電話をした。 
「旦那と話せなかった。 
確率と、羊水検査を受けるならいつまでに決めるべきか教えてくれ」 
先生は私の勢いに気圧されたのか、今度は 
  “Excuse me?” 
を繰り返すことなく、辛抱強く聞いてくれ、答えてくれた。 
「ダウン症の確率は225分の1、 
あなたの年齢からすると正常範囲です。 
でも確率としては低くないし、羊水検査を受けるなら 
早い方が良いでしょう。受けるなら、2週間以内に受けてください」 
羊水検査は受けない、そう決めていたのに、 
電話を切った後、しばらくすごく動揺した。 
私はクジ運がすごく悪い。 
でも、225分の1って結構高い確率だ。 
動揺しまくって、端から友達に電話をしようか、と思った。 
でもでも、落ち着け、落ち着け、聞かされる方も困るわ。 
よく考えてみよう。 
225分の1ってことは、 
225回妊娠したら100%ってことだろう? 
うん、そうだ。 
それに、これだけゲスゲス元気な豆蔵2号をどうしようっていうのか。 
もちろんどうもしたくないし、するつもりもないが、 
羊水検査の結果が陽性だった場合、『心の準備』という利点よりも、 
「こうしなければならない」 
「こう考えなきゃいけない」 
って、自分で自分を縛りそうな気がする・・・。 
書いているうちに落ち着いてきた。 
そうだ、最初に決めてたとおり、やっぱり受けなくていいや。 
せっかく来てくれた豆蔵2号を楽しみに待とう。 
動揺しまくって書きまくったが、 
読んでくれた方、どうもありがとう。 
私はふにゃふにゃのダメなヤツです