第一回目のレッスンに行ってきました。素晴らしかった!その内容をお知らせしたいと思います。まず、ボイストレーニングではなく、クリニックとしたのには意味があり、歌が上手くなるための歌のレッスンとは違って、それ以前の声の出し方を学ぶ、声をつくる、その人の本当の声を引き出したい、ということでした。歌声に問題が出てくるのは、日本語を話しているから、つまり普段声帯を擦りあわせたり、ぶつけたりして話しているそのままで歌ってしまうから。英語などは、はいた息をそのまま音にして響かせている。日本語の周波数125~1500ヘルツに対し英語は1000~4000ヘルツ。この違いのせいで、英語の音が聞き取れなかったり、英語が通じなかったりする。本来、地声と裏声の区別はないはずで、地声は息を充分吸わずに出している声=日本語の声、裏声の方が声帯を緩めた正しい声。充分に吸った息を使って声を出せるようになると周波数も上がり、より豊かな声、響く声、エレガントに聞こえる声になる。おまけに正しい発声ができると英語も上手くなる!いいことずくめなのです。ですから息を吸って声を出すことを日々心がけていきましょう。とここから具体的なメソッドに入りますが…つ・づ・く。