嫌だったが、治療を始めてまもなく
私は夫を引き連れて、
治療していることを、義母に告白した。

家業を家族でやっている事情もあり、
迷惑かけるのは明らかだったし、いちいち別の理由を考えるのもうっとおしいので。。


一瞬、嫌悪感まるだしの表情。見事に、うわ~何それ?的な。

見ようによっては、なんか汚いものを見るような、
そんな印象だった。


治療自体をよくしらない人の典型的な反応だと思う。
不妊治療の認知度の低さの現れだし、第一、

今の六十代以上の人に、こんな治療の
詳細を理解させるのはほとんど無理だとも思う。

概念的にも。。

仕方のないことだ。私もよくしらなかったクチだ。


そんな反応をみて最初は、多少傷付いたし、
言わなきゃよかったかなと。。


でも、最近思う。


言われた方も、その後
結構きついだろうなと。


腫れ物に触るみたいになる。


なぐさめることも
聞いてやることも難しい、
周囲がどうにもしようのない
あまりにセンシティブな
問題だから。。です。


私は結果的にとても楽に
治療していますが、
聞かされた方はもしかしたら
すごい疲れる話かもしれません。