2012年10月31日(水)
テレ朝の「相棒」は毎週楽しみに見ていたのに、「米沢守 事件簿」はビデオに撮ってはいたが
今まで見なかった、今日初めて見ることにしたら…
チュクチョク出てくる、落語好きの右京氏と米沢氏の会話が面白いな と思っていたが、
携帯の呼出音が「一丁入り」の出囃子 これは私は10年位前にやっていた、今はJazz
見ていて「耳を疑った」 「今、ヨンダンメ」言ったのでは、ビデオを戻して確認
やはり「ヨンダンメ」と言っている。撮影スタッフの中に一人でも落語を少しでも知っているのが
いたら、こんな事にはならなかったのに…
台本を書いた人もなぜ「よだんめ」とルビをふらなかったのか?
落語ファンにとっては、たった余計な一文字が作品を駄目にした
多分、志ん生の音源の全てを持っている私のところには志ん生の自宅録音の「四段目」は
勿論無い、放送音源にもありません。しかし放送資料を調べると演じた形跡はあります。
「四段目」は息子の志ん朝の音源と故人では圓生、円歌、柳枝の音は私の部屋で聞けます
馬生師匠は演じていなかった。
死んだ談志師匠は柳好の「棒鱈」を聞いてから死にたいと言っていたな?
一生懸命、師匠の為に探しましたが、どこの放送局にも残っていませんでした
三代目春風亭柳好は1956年(昭和31年)に亡くなってしまったので、後2年位長生きして
くれたいたらきっと「棒鱈」も、もっと良い出来の「野ざらし」も残っていた事だろうと思います