2012年5月29日(火)
 
先週の土曜から談志師匠の落語を60席聞くことになって談志三昧
師匠が40歳位の絶頂期の音源で、良いデキの音源も多いがヒドイのも沢山ある
この師匠ほど良出来・不出来の激しい師匠も珍しい!
でも、聞いていてそれはその日の会場と客の責任で、駄目だと決めたらすぐにナゲてしまう
師匠がまた魅力なのかも知れない
昔、横浜の東神奈川の会場で、脇のカーテンが触れるだけでナゲてしまった時があったな~
楽屋で「酷い出来でしたねぇ」と私が言ったら「カーテンが触れて演り難い」と言っていたし、
上大岡の会場では、途中で落語をやめて、一部の客を帰して、一時間待っていた客に
絶品「富久」を聞かせてくれた。この時も楽屋に行って「素晴らしい富久を聞かせて貰いました」
と言ったら「お前が仕込んだろう」とご機嫌で、打ち上げに連れて行って貰った。
 
あれだけの天才が亡くなって寂しいな~日に日に私の心に空いた穴が大きくなるばかり
師匠が死んで、「これで師匠のテープが増えなくなるな!」と思っていたら、色々なところから
私宛に地方から送られてくる、どれもこれも放送には使えない市販も出来ない音ばかり…
 
この寄席文字は「県民ホール」の看板で、浜さんが書いたのか掘田さんが書いたのか?
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