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2008年7月10日(木)

先週のLFの鶴瓶さんのラジオで「赤めだか」を絶賛していたので、
ついウッカリ買ってしまった!!そして数時間でイッキに読んでしまった。

私が家元の練馬のお家に入り乱れしていた頃に入門して来たのが談春で
こ奴が生意気で、書物による前座の頃の家元とそっくり。

最初にこ奴の落語を聞いてびっくり口調が若き日の談志にそっくり
その会のアンケートに「六代目・立川談志になるのは、談春!君だ」と書きました
未だに私は彼が六代目を継いで貰いたいと思ったますが…
 
でも、それを私が確認できる事はないだろうな~
第一、家元より長生き出来るかどうか分かりません

四谷倶楽部や池袋文芸坐や恵比寿の会、六本木の揺れるビルでの会。
鵜木寄席、関内ホールの会、昭和の談春の会を行った行った。

「30歳までに売れたい!」と言ってた談春がこんな立派な本を出すなんて…

先日の歌舞伎座を満員にしたのは、家元の力では無く談春の実力だと関係者が言ってました

でも、私は落語界なんて小さい箱の中での人気者じゃなくて、爆笑の太田以上の器用さが談春にはある筈と思ってます。

あの時、少し狂っていたら、爆笑は潰れて、談春たちがこの芸能界を
制覇していたと思ってます。もう過去の事だから…

今の家元の声はなんです!!声の悪い噺家に名人なし。志の輔しかり、円楽しかり金馬二代しかり 今のままでは、この連中に仲間入りしてしまいます。

私は談志の信者だった、彼の落語論を納得して、彼が名人と言った噺家は
レコードを買って聞いた、彼が上手いという噺家はすべて聞いた、でも…

志の輔論だけは、未だ納得していない、人気はあるかもしれない。
親しみやすいかもしれないが、落語は素人口調で上手い部類には入らない
円楽と同じ部類である。違う方が志の輔を褒めるのなら分かるが なぜ、家元が志の輔を褒めるのか分からない。

談春の話に戻そう

前座の頃の談春ファンクラブの雑誌が私の倉庫にあります。
談春のマグカップもあります。ヤフオクで売りたいので
もっともっと有名になってください。

私の若き日の思い出でもあるこの「赤めだか」読んでみては如何ですか?
あの日のマリオンの「包丁」、三十周年の「芝浜」これも聞いた、
数年後、彼の「包丁」も聞いた、前座の頃から言っていた「小猿七之助」も聞いた。

彼の為に、稽古用のテープを届けるために、戸田のアパートにも行った。
雪の降る日に笹塚のアパートも行った。