縞枯山 2

普段だったら立ち木がみんな樹氷に覆われている時期だけど、
全部とけちゃってます…残念。
縞枯山荘から山頂までは、急登が続きます!

久々の山行で体がなまってるというのもあるけど
結構な斜面。個人的には秋の燕岳の直登より辛い気が…
面白いのが、人がギブアップする地点というのがほぼ一緒で、
前後にいた団体も同時に休憩に入る。
(というか誰かが休むと今まで大丈夫だった人まで心が折れる坂なんな。)
しかし辛い登りは15分ほどであっけなく山頂。

こんなにありがたみのない山頂は初めてや。
普段はこの場所は風がびゅーびゅー吹き付けて
5分もいられないような所らしいのですが、
私たちが着いたときには全くの無風で、
のんきにお昼と相成りました。

(なんか今回食事の写真が一枚もないんだけども?)

本来はここから1.30ほどのコースをまわってロープウェイに戻るつもりでしたが、
このとき既に13:30を過ぎてしまっていて、(いつもご飯タイムが長過ぎる、笑)
雪も着いてるしコースタイムでも15時を回ってしまうし天気も悪いしで
来た道を戻ることにしました。

下りっちゅーのは何とも楽で。
お尻で滑ってったっていいし。(ゴアテックスがぼろぼろになるので止めましょう)


あっというまに縞枯山荘に後戻り。
なんか天気までよくなってるし、これは予定通りに行くべきだったかな?
なんだか体力を持て余しで坪庭付近まで戻ってきたときに
ビックウェーブがそこに。

いい斜面だにゃ~
・・もちろん滑ります!! 笑



…やっぱ雪は滑りたいよね。。
ここぞとばかりに色んな滑り方を編み出しました。
通りすがりのおばちゃん達に注意されるかと思いきや、

「早く滑ってこーい!」
だって。それにしてもこの時間からどこかへ向かうんだから
タフなもんです。

帰りのロープウェイから見えた(たぶん)蓼科山。
この日は渋の湯温泉に泊まって
翌日は軽くハイキングをして帰ります!

お酒も買い込みました!
美味しい日本酒「真澄」のなかでも「あらばしり」と呼ばれる、
お酒を絞るときに一番最初に流れ出る部分です。
日本酒の一番搾りみたいなもの?
手書きの地酒みたいのも買いました。(実は山頂で少し開けてしまった)

宿は車で30分ほどいったところの渋の湯温泉にとりました。
…登山じゃないよね完全に。
ここのお風呂は25℃と31℃の源泉が2つと、それを沸かした42℃の加熱加水のお湯がひとつ。
硫黄の匂いが強くって、家に帰ってきても肌から甘い匂いがなかなか取れませんでした。
特に31℃の白い湯の花の温泉が、とろっとして気持ちよかったです!
信玄の隠し湯なのだそう。飲んでみたら酸っぱかった…
場所は奥蓼科なので、夏に避暑できたついでにもおすすめです。