八方尾根 Ⅰ
今年の山合宿は、白馬のふもと、八方尾根でした。
あいにく2日間ともに雨。私が入部して初めての雨登山です。
高山植物がたくさん咲いていたことが唯一の救いでした。
(デジカメ浸水しながら撮ってるので、水滴とかもろもろご容赦を…)
まあ、まあ、こんなこともあるさー
--------------------
1日目は唐松岳の頂上直下にある山小屋まで一気にあがります。

長野駅前のバス乗り場。
麓までの道沿いに川が流れていて、なんとそれは犀川でした。
犀川は金沢のおばあちゃん家に流れている川なのですが、ここはその上流なわけです!

八方尾根バスターミナルからはロープウェイ&リフトで登山口まで上がります。
パラグライダーしてる人たちもいて、超気持ち良さそうだったー

上まであがればお天気も回復するかとうっすら期待してたのに、全然雲が切れない。
でもまだ雨はそれほど気になりません。霧がすごいけど…
事前に、
A 土砂降りor霧で足下も見えない → 麓の温泉旅館で豪遊
B 結構雨 → ロープウェイ頂上の小屋泊
C 大丈夫そうなら唐松岳頂上小屋まで上がる
と3パターン決めていたのですが、
天気予報で3時くらいから天気が崩れる予報だったので
雨が降る前に、若干ハイペースめ頂上小屋まで上がってしまうことにしました。

八方池までは一般の観光客でも歩ける歩道になっています。
その脇にこんな残雪もあったり。ずいぶん涼しいです。
ですが、整備された人工の道は泥が自然に流れていかないので、
登山靴を履いているのにも関わらず、足元がヌルヌル滑ってとっても歩きにくい!
今回一番つらかったのがここ(笑)。

それから30分も歩けば八方池。
ここ、ここです。見えないけど(泣)。本当はこの下に広がってるはず。
八方尾根どころか八方霧やな・・・・・
ここで15分くらいお昼。
普段はパスタ茹でたり、炒め物したり一大ディナーな食事も、今回はぱぱっと行動食。
ちなみに「レタス」は持参おすすめです!
軽いし、潰れてもいいし、みずみずしいし。
キュウリもいんだけど重いからなあ。
山の上で野菜食べられるのうれしいよね~
さて、ここから先は装備のない人は入れません。
やっと登山道だ~(しかしここらへんから本格的に雨が降り出しました・・)

不思議なんやけど、
八方尾根では、歩きはじめはお花畑で、
そのあとしばらくするとこのダケカンバ(白樺みたいなやつ)の林が出てくる。
森林限界の前に花畑があるのが、なんか順序が逆で不思議な感じ。
このダケカンバの林は、枝振りのいい木が多くって、
この日も取材のカメラが入っていました。

そしてところどころに雪渓も。
今回は春みたく残雪の上を歩くことはありませんが。
ソリ滑りくらいはできそうだけどっ

花を撮る余裕も出てきました。
(写真を撮るふりをして休んでる説。)

八方尾根にはケルンと呼ばれる石の塔がたくさんがあります。
これは八方池から山頂からほぼ真ん中にある丸山ケルン。
今回みたいな霧の濃い日に迷わないように目印として建てられています。
実際、もう少し下にある「八方ケルン」は逗子開成高校の生徒たちが遭難した遺影碑で、
普通に観光客がやってくるような場所でも、
天候次第でとっても危ないところにもなりうるんだよなあ・・と。

足元はこんな砂利。足の裏全体で歩くかんじ。
一歩一歩、一番体力を消耗しない一歩を判断しながら歩くのって
慣れると楽しかったりします。ゲームみたい。

残雪が筋になってきれい。(でもどこがゴール?)

ちょっとしたガレ場。
八ヶ岳に比べれば全然かわいいものだけど、
それでも雨が降っているから滑りそうでちょっとこわい。
このあたりで雷も鳴りはじめて、(といってもかなり遠くだけど)
雨も本降りで、ヤバいなー・・と思っていた頃。

そして最後のカーブを曲がると・・

本日の宿、山頂小屋が見えてきました(霧)!
このあと小屋到着と同時にどしゃぶりになってしまい、
晩ご飯までまだ時間があったので、早速大宴会が始まったのでした~
あいにく2日間ともに雨。私が入部して初めての雨登山です。
高山植物がたくさん咲いていたことが唯一の救いでした。
(デジカメ浸水しながら撮ってるので、水滴とかもろもろご容赦を…)
まあ、まあ、こんなこともあるさー
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1日目は唐松岳の頂上直下にある山小屋まで一気にあがります。

長野駅前のバス乗り場。
麓までの道沿いに川が流れていて、なんとそれは犀川でした。
犀川は金沢のおばあちゃん家に流れている川なのですが、ここはその上流なわけです!

八方尾根バスターミナルからはロープウェイ&リフトで登山口まで上がります。
パラグライダーしてる人たちもいて、超気持ち良さそうだったー

上まであがればお天気も回復するかとうっすら期待してたのに、全然雲が切れない。
でもまだ雨はそれほど気になりません。霧がすごいけど…
事前に、
A 土砂降りor霧で足下も見えない → 麓の温泉旅館で豪遊
B 結構雨 → ロープウェイ頂上の小屋泊
C 大丈夫そうなら唐松岳頂上小屋まで上がる
と3パターン決めていたのですが、
天気予報で3時くらいから天気が崩れる予報だったので
雨が降る前に、若干ハイペースめ頂上小屋まで上がってしまうことにしました。

八方池までは一般の観光客でも歩ける歩道になっています。
その脇にこんな残雪もあったり。ずいぶん涼しいです。
ですが、整備された人工の道は泥が自然に流れていかないので、
登山靴を履いているのにも関わらず、足元がヌルヌル滑ってとっても歩きにくい!
今回一番つらかったのがここ(笑)。

それから30分も歩けば八方池。
ここ、ここです。見えないけど(泣)。本当はこの下に広がってるはず。
八方尾根どころか八方霧やな・・・・・
ここで15分くらいお昼。
普段はパスタ茹でたり、炒め物したり一大ディナーな食事も、今回はぱぱっと行動食。
ちなみに「レタス」は持参おすすめです!
軽いし、潰れてもいいし、みずみずしいし。
キュウリもいんだけど重いからなあ。
山の上で野菜食べられるのうれしいよね~
さて、ここから先は装備のない人は入れません。
やっと登山道だ~(しかしここらへんから本格的に雨が降り出しました・・)

不思議なんやけど、
八方尾根では、歩きはじめはお花畑で、
そのあとしばらくするとこのダケカンバ(白樺みたいなやつ)の林が出てくる。
森林限界の前に花畑があるのが、なんか順序が逆で不思議な感じ。
このダケカンバの林は、枝振りのいい木が多くって、
この日も取材のカメラが入っていました。

そしてところどころに雪渓も。
今回は春みたく残雪の上を歩くことはありませんが。
ソリ滑りくらいはできそうだけどっ

花を撮る余裕も出てきました。
(写真を撮るふりをして休んでる説。)

八方尾根にはケルンと呼ばれる石の塔がたくさんがあります。
これは八方池から山頂からほぼ真ん中にある丸山ケルン。
今回みたいな霧の濃い日に迷わないように目印として建てられています。
実際、もう少し下にある「八方ケルン」は逗子開成高校の生徒たちが遭難した遺影碑で、
普通に観光客がやってくるような場所でも、
天候次第でとっても危ないところにもなりうるんだよなあ・・と。

足元はこんな砂利。足の裏全体で歩くかんじ。
一歩一歩、一番体力を消耗しない一歩を判断しながら歩くのって
慣れると楽しかったりします。ゲームみたい。

残雪が筋になってきれい。(でもどこがゴール?)

ちょっとしたガレ場。
八ヶ岳に比べれば全然かわいいものだけど、
それでも雨が降っているから滑りそうでちょっとこわい。
このあたりで雷も鳴りはじめて、(といってもかなり遠くだけど)
雨も本降りで、ヤバいなー・・と思っていた頃。

そして最後のカーブを曲がると・・

本日の宿、山頂小屋が見えてきました(霧)!
このあと小屋到着と同時にどしゃぶりになってしまい、
晩ご飯までまだ時間があったので、早速大宴会が始まったのでした~