オスピス・ド・ボーヌ | RUBYBIRD

オスピス・ド・ボーヌ

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ボーヌのオテル・デュー(Hotel Dieu;神の宿)は別の名を
オスピス・ド・ボーヌ(Hospices de Beaune;ボーヌ慈善院)といって、
ブルゴーニュ公国時代に建てられた貧民のための施設です。

ディジョンなど他のコートドール地方でも見られる色瓦のなかでも
最も美しいと有名。


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中は病院さながら。
チャペルはもちろんのこと、救急病室のようなものから、
手術室、末期患者のための部屋まであります。


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ここは担ぎ込まれた人を最初に受け入れる部屋。


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つい数年前まで、病院として現役で使われていたんだそう。

実はここに見学に来る前に、間違えて似たような色瓦の建物に入って、
そこには何やらおじいちゃんがたくさんいて、
どうもオデルデューではないらしく、
迷子になったと言って道を教えてもらった経緯があるのですが、
今思えばそこは現在でも現役で残っている養老院だったのではと思います。



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ちなみにこのオスピス・ド・ボーヌの修道女たちも
患者を養うためにワインを作っていて、
今でも毎年11月になるとこのオスピスでワインの世界的なオークションが行われます。
それを黄金の10日間と呼んで、この時期はホテルがどこもいっぱい!
私が訪れたのはその2週間ほどあとだったので静かなものでしたが、
それでも街のワインセラーにはゼロが嘘みたいに多いワインがたくさんありました。


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