ガレット屋

フランスについて色々と調べものをしてたら
無性にガレットが食べたくなって、休みで行ってきました。
ガレットはブルターニュ地方の食べ物です。
そば粉のクレープで、主に食事として摂ります。
神楽坂のガレット屋が表参道にも支店を出してました。
神楽坂はなかなか混んでるのです。
大学1年生のときのフラ語のおばたまティーチャーの勧めで、
クラスメイトと一緒に行った覚えが。

ちょっと脱線すると、
私の出た大学では二外の教師が1年で2人つくのですが、
もうひとりがまたうさんくさそーな髪チリチリのおっさんで、
彼のクラス第一声が、
南門の前にさ、
メルシーってラーメン屋あるでしょー
あれね、よく見ると看板、「軽食&ラーメン」
ってなってるのよね、ね。
ラーメン屋なのにね、先に軽食くるのよね。
軽食ってさ、なんだろね。
ま、あそこのラーメン美味しいけどね。
でもラーメン屋なのにメルシーなのよね。
意味分かんないよね。
というフラ語に関係あるんだかないんだか独特の
おネエとおっさんハーフなスピーチが延々続き、
おばたまといい、この人といい、フランス語の先生というのは変人なんだな、と思った覚えがある。
後で思えばフラ語に限らず大学教授ってのは少なからず変人だったけど。
しかもそれがだんだん良くなってきたりするんだけど。
2年目くらいからさ。
(しかし確かにメルシーのラーメンはうまい。¥390也。)
ちなみに私はその後フラ語に全く興味をなくし、
人が2年で済むものを3年かかって単位取得(やっと)しました。
↑ ダメ人間
で、ラーメンではなくガレットの話。
ちょう迷ったけどシンプルに。
チーズとハムのガレット。

この折り畳んだ端っこが、カリカリのうまうまなのです。
ここだけでもいいや。
ほんのり香ばしくってねー!
(ちなみにパンの耳愛好家、フランスパンの皮愛好家。なんでも端っこがうまい。)
ガレットは食事として食べるものではあるけど、
あれもこれもと盛り込むと生地がべちゃっとするから
やシンプルなほうが美味しい気がします。
この日は2枚食べる気まんまんでしたが、
(砂糖とレモンだけのがまたうんまいんよ。)
意外とモッツァレラがおなかにたまり、代わりにアイスクリームでシメ。
この日は栗のアイスクリームがシーズナルであって、
あとは塩キャラメル。(2つフレーバーを選べます。)
うまーー

今年は塩キャラメルが一大フィーバーだけど、
そういやこれもブルターニュが発祥ですね。
(ゲラントの塩!)
ま、今回ブルターニュ地方はいかないんだけどさ。
パリに何軒かあるやろ。
それにしても10年近く経った今、
むっちゃフラ語やる気満々ってのは人生わからんもんだよね。
(ほんの1ヶ月ほどまえまで、二外を何故スペイン語にしなかったか
謎だったけども、今ではちょっと有難い。)

こういうときは東京メトロまでなにやら風情があるような
気がしてくるよね。
なんかMのロゴがアールヌーボーに見えてきた。(ほぼ病気。)
神楽坂と表参道にあるガレット屋はこちら
ル・ブルターニュ
六本木はこちら
プティキャトルズ