アイスベキモノタチ | RUBYBIRD

アイスベキモノタチ

みてみて! 
これはなんでしょう??







答えは、
「チューチューアイス」でできたシャンデリア!
素敵でしょ?


これは清水久和さんというデザイナーさんによるもので、
国立新美術館で現在開催中のワークショップ
「アイスベキモノタチ」で見られます。

ちなみに清水さんは、
キヤノンIXYシリーズのデザインを手がけた方みたいです。




それにしても、子供のころを思い出して、
なにやら不思議な気分。

 チューチューアイス、家族と半分こして食べるときは
 どっち派でした?
 私は断然つるんと丸い底派でした。
 もう片方のへんな口みたいのがついてるほうが
 量が多そうなんだけども
 なんや最後まで食べられ(飲め?)ないのが
 嫌で、つるんと派やったなー




こういう身近すぎて素朴なものでアート、
って私のツボらしく。

むかーし都立現代美術館で何かの展示をしていたときに、
展示そのものよりも、展示エリアの仕切りがぜんぶ
2リットルサイズのペットボトル容器を連ねたもので出来ていて、
その思いがけない綺麗さに感動したことある。
まだペットボトルのリサイクルが
社会的にシステム化されてない頃だったのもあったかな。
(ちなみに、安藤忠雄氏の仕事でした。)




あと素朴さがむしろ印象的だったと言えば、
同じく現代美術館での2年くらい前の展示なんだけども、
荒木珠奈さんという方のCaos Poetico。





これ、何だかわかりますかー?

電球をつないでいって、その電球を綺麗な小さな箱で覆ったもの。
それが天井からまるで電線みたいに下がっていて、
電球の灯りに飾られた箱の色がうつって
近くで見ると、街の灯りを眺めているような気持ちになります。

単純に、色のついた箱に電球を仕込んで沢山集めただけなのに、
それがなぜか人の生活とかおウチのあったかさとかを
思わせてきゅんとする。

これ、いえにほしーなー
と思って一時期きれいな箱を集めてました。

感動はいつもシンプルなものに宿るなー



国立新美術館
アイスベキモノタチ
9/1まで