
ぐるりのこと。を見に行きました。
なんで見たいと思ったのかなー?
でもとてもいい映画でした。
ちょうどバブル直後から今までの、
気を抜くと心がすさんでしまう時代背景のなかの
夫婦を描いた作品です。
法廷画家役のリリーさんと、その妻役を演じる木村多江さんの夫婦。
あるきっかけで奥さんは鬱病になってしまうのですが、
序々に立ち直っていくその鮮やかさ、
側にいるだんなさんの確かさが印象的でした。

人って、心がすこやかなときは、世界中が美しく見えるものなんだね。
タイトルは、鬱で自分を責める奥さんに
夫(リリーさん)がかけた言葉です。