ブランドの民主化
今日はあるメゾンブランドを長年支えてらした方に
お話を伺う機会がありました。
いやあ、面白かった。
私は元来、ものの成り立ちを
地勢や歴史からひも解いて考えることが
とてもしっくりきて好きなのですが、
今日は日本にブランドビジネスが定着した理由とその今後について
とてもよく理解することができました。

かいつまんで言ってしまえば、
戦争によって価値観が白紙化された日本やアジア地域は
ブランドを育てるにはとてもよい土壌であったということ。
とても面白かったのは、
日本が「ブランドを民主化した」という表現で、
確かになあ、今の日本ほど「ブランド」というものに
誰もが一定の理解を持っている状況はないと思う。
以前は、ごく限られた人がごく限られた世界で楽しむものが
ブランドであったかもしれないけども、
そしてその稀少性がそのまま優越感につながったのだけれども、
現在はブランドの価値やニュースは誰もが知っているという土壌があって、
その上でそのブランドを手に出来る人の優越感という構図
(価格のハードルや、販路を絞るといったハードルは厳然と存在する)
なので、いかにその前段階の土壌(=そのブランドに関する情報量、
ニュースバリュー度)が肥えているかが
間接的にそのブランドの強さに繋がっているのではないか。
確かに、いわゆる政治的な「民主化」も、
民衆が賢くならないと(=情報収集・選択能力がないと)
成り立たないものであったので
なんだか大学時代の授業など思い出したりなどして
面白いなあ、、と思いました。

たまにはこういう話も聞かないと、
視野が狭くなってだめだな!