薮野健 | RUBYBIRD

薮野健



縁あって、ご本人から先日の展覧会の
作品集をいただきました。





薮野先生と言えば、たてもの、それもヨーロッパ建築をを
モチーフにした絵を多く描かれていることで知られています。
若い頃は、建築物の内部も描いたんですね。




スペインの、宮殿の天井みたい。
(実際スペインに留学されています。)






その後、舞台はたてものの外に飛び出し、
それと同時に、薮野先生の絵を決定づけるブルーが
出現します。





このワントーンの、茫洋とした感じの青が
とてもよくて。

雄大とか、広々といった感覚というよりは、
ぺたりとした質感で、その分奥行きを図りかねて広い感じがする
というような青。
この人、頭良いんだか悪いんだかよく分かんないけど
最終結論では「良い」かなやっぱ、という感じ。
(あんまよくない喩えかも。)






ごくまれに青くない空もあります。






この絵を見たときに、すぐルクソールだって分かった
私も私。
ここは先生とすごく盛り上がった。
やっぱ古代エジプト人の芸術の腕は相当だって。





ナイル、青いね。
ちなみにナイルの東岸が生きるものの土地、
西岸が死者の土地。
(だからピラミッドは必ず西岸にあります。)






今回、府中美術館で行われた
展覧会でのいちばんの大作はこれ。





それにしても、とても気さくで素敵な方でした。
全然連絡とれないのに、夕方楠亭(早大職員用レストラン)に行くと
必ず会えるという…