ななつ | RUBYBIRD

ななつ

きのう流れ星を見たと
人が言うから、
上ばっか見て帰ってきたが
ちっとも見えない。

そのかわり飛行機がたくさん見えた。
今日ははやいから。
成田も近いし。

飛んでいる飛行機を見るのはいい。
離陸かな、着陸かな、と思う。
離陸だったらどこかに向かう感じのわくわくがあるだろうし、
着陸だったらもうパスポートの準備をしてるかもしれない。
人によって行きかもしれないし、帰りかもしれない。

あと飛行機は左が赤、右が赤です。
翼の下に色付きのライトが付いている。
飛行機に乗るとき、わたしは窓際の、翼のちょっと後ろあたり
だとうれしいのですが、
(なんか一緒に飛んでるかんじするじゃん。)
左右どちら側かで
脳内ムエタイ。(なにそれ)



あと夜、空を見ていると、
黒いお椀にちいさな穴をあけて
地球はお椀の中で
穴からこぼれる外の灯りが星で
って思おうとするが
いつも失敗する。
なぜだ。

かといって、
上下逆さまで、
かなり過疎の進んだ山脈沿いの家のあかりと
思うのも無理があるし。

そしていまだにカシオペアと北斗七星しかわからない。


とまあ、
縁側で課題やってたら
あまりに夜風が気持ちいいので
駄文をつらねてみたことよ。(詠嘆)














(こんなときにビートルズのゴールデンスランバーと、
Jon Brionの「Strings That Tie To You」がかかるんだから、
私のituneは偉大だ。)





エターナル・サンシャインはなぜか冬が恋しくなるね。