想像力
クライアントが広告とか広報活動で、
今まで自分がやったことのない新しいことをしようというときに、
例えば紙媒体しか経験のない企業がテレビCMをしようとしたり、
今までなかった制作物を作ろうとしたりするときに、
不安故に、
ラフだとか敲きになるものだとか、見積もりだとかを
過剰に要求してくることがあります。
というかそれは心情的には正しい。
やっぱりどうなるか分からないので、
何案もラフを見たいし検討したいと思うのはわかる。
でもそうした作業は大抵お金は貼り付かなくて、
制作スタッフが新しいアイデアやデザインを生み出すのに
相当苦しんでいるにもかかわらず、
そこには受注の約束さえなかったりします。
在庫リスクのない代理店商売ですが、
受注のための先行投資リスク(?)はあるという。
この、先行投資というか、
とにかくクライアントの腹がくくれるまではラフを作り続けるという工程は、
やらないと新しい仕事には決して結びつかないけれども、
ちゃんと最後にきちんと黒字になるようにしないと
やった意味がないという代物です。
そのためできるだけ社内で作ってしまって
制作費を発生させないようにしたり、
制作会社の方々の協力の下、ラフに関してはボランティア、
つまり無償でやってもらうことが殆どです。
(もちろん仕事が取れたらそこにお願いする。)
きちんとしたプレゼンだったり、大事な局面の場合は、
営業で赤字を切って制作費を捻出する場合もあるけども。
そのことで最近制作会社のおじさま(私が新入社員のときからの
おつきあい。
)が、
苦言を呈しました。
最近はクライアントに想像力が欠けている
と。
あああ確かにそうです。
ものすごく安易にラフを要求してくることが多い。
あまり社内で練らずに、何パターンもレイアウトを出させたりする。
ひとつには、技術的には以前よりずっと速く原稿を作れるようになったせい。
それこそ新聞原稿でも入れ込む要素が揃っていれば、
数時間でレイアウトし終わってしまいます。
大昔のように膨大な時間をかけて文字組したりツメたりする必要もない。
一見、制作がとても簡単なものに見えても無理はないかもしれません。
でも産みの苦しみは、いつになっても変わらないのです、ほんとは。
だからできるだけ、不必要な労力は制作スタッフにはさせないほうがいいし、
代理店だってバカじゃないから、無理させた分、
どこかでこっそり取り返されてる可能性もあるのです。
クライアントは制作について想像力を膨らませて的確なオリエンをするし、
制作スタッフはクライアントの求めるものを想像力を膨らませて理解し表現する。
そのあいだの架け橋になっているのが、広告代理店なのだなと思いました。
今まで自分がやったことのない新しいことをしようというときに、
例えば紙媒体しか経験のない企業がテレビCMをしようとしたり、
今までなかった制作物を作ろうとしたりするときに、
不安故に、
ラフだとか敲きになるものだとか、見積もりだとかを
過剰に要求してくることがあります。
というかそれは心情的には正しい。
やっぱりどうなるか分からないので、
何案もラフを見たいし検討したいと思うのはわかる。
でもそうした作業は大抵お金は貼り付かなくて、
制作スタッフが新しいアイデアやデザインを生み出すのに
相当苦しんでいるにもかかわらず、
そこには受注の約束さえなかったりします。
在庫リスクのない代理店商売ですが、
受注のための先行投資リスク(?)はあるという。
この、先行投資というか、
とにかくクライアントの腹がくくれるまではラフを作り続けるという工程は、
やらないと新しい仕事には決して結びつかないけれども、
ちゃんと最後にきちんと黒字になるようにしないと
やった意味がないという代物です。
そのためできるだけ社内で作ってしまって
制作費を発生させないようにしたり、
制作会社の方々の協力の下、ラフに関してはボランティア、
つまり無償でやってもらうことが殆どです。
(もちろん仕事が取れたらそこにお願いする。)
きちんとしたプレゼンだったり、大事な局面の場合は、
営業で赤字を切って制作費を捻出する場合もあるけども。
そのことで最近制作会社のおじさま(私が新入社員のときからの
おつきあい。
)が、苦言を呈しました。
最近はクライアントに想像力が欠けている
と。
あああ確かにそうです。
ものすごく安易にラフを要求してくることが多い。
あまり社内で練らずに、何パターンもレイアウトを出させたりする。
ひとつには、技術的には以前よりずっと速く原稿を作れるようになったせい。
それこそ新聞原稿でも入れ込む要素が揃っていれば、
数時間でレイアウトし終わってしまいます。
大昔のように膨大な時間をかけて文字組したりツメたりする必要もない。
一見、制作がとても簡単なものに見えても無理はないかもしれません。
でも産みの苦しみは、いつになっても変わらないのです、ほんとは。
だからできるだけ、不必要な労力は制作スタッフにはさせないほうがいいし、
代理店だってバカじゃないから、無理させた分、
どこかでこっそり取り返されてる可能性もあるのです。
クライアントは制作について想像力を膨らませて的確なオリエンをするし、
制作スタッフはクライアントの求めるものを想像力を膨らませて理解し表現する。
そのあいだの架け橋になっているのが、広告代理店なのだなと思いました。