Being Julia
bunkamuraで、「華麗なる恋の舞台で」を
見てきました。

主役のジュリアを演じるアネット・ベニングは、
やはり素晴らしい女優さんです。
恋のはじまりの、
電話に出る声がワントーン上がってしまったり、
うきうきと足早に歩いたりするのなんて、
15の娘のようです。
(個人的には、恋をした直後の朝のジュリアが、
すっぴんなのに一番きれいに見えました。
恋は女をきれいにするのねー)
しかしその反面、
女のすごく怖いところもちゃんと出ています。
あんまり怖いので、内心
「わたしなんてまだまだ…」と思いました。
(どんな謙遜。)

ストーリーとしては、
大女優のジュリアが若い青年に恋をして、
いつかその恋にも終わりが来て…
とシンプルなのですが、
ジュリアを見ているだけで本当に飽きない。
いやむしろ、
魅了されていた というのが正しいかもしれません。
ときおり差し挟まれる英国ジョークにも
にやにや…
こういう映画を見ると、ほんとうに
おんなのひとって素敵だな!
と思います。
ジュリアがくすくすケラケラ笑うだけで
雰囲気があがるもの。
華がある、ってこういうことなのでしょうね。
すこし驚いたのは、
来場者のなかでは、私がいちばん若かったこと。
なんだかいつもより年齢層が高くて不思議な感じ。
ちょっとちょっと誰かいびきかいてるよ とか、
ナナメ後ろの女性は笑い上戸らしく、
しょっちゅう吹き出してるし。(むしろそれが面白い。)
映画を見終わったあと、
となりのおじいさんがおばあさんの首筋を
さすってあげていたのも印象的でした。
映画が終わったときに、
こんなにニッコリしたのも久しぶりです。
面白かった!ではなく、充実した!という感じ。
おんなっぷりというか、
むしろ人間としての基礎体力、みたいなのを
上げてくれた映画です。
http://www.alcine-terran.com/kareinaru/