school of design | RUBYBIRD

school of design



大人の絵本。
やらしくないほうの。


school of design
古平正義/平林奈緒美/水野学/山田英二
誠文堂新光社



デザインって言葉はなんとなく苦手で。
いや、他人が口にするぶんには全然気にならないのだけど、
自分にとってはどうも肌に合わない感じがして。

たぶん私は、
あんまり分かってないんだと思う。




3センチくらいある、分厚い本で
なにやらデザイナーさんたちのつぶやきみたいなのが
たくさん書いてある。
いや、信条とかポリシーとか
経験から浮かび上がってきたものかな。

読んでると、
おおきなお世話ー、
とか
そうだねー、
とか
だめだ私、
とか思うわけさ。



買う必要はないけど、
立ち読みすると良いかも。
その日の気分にあったページだけ読む。




今日の私の気分にフィットするのは
こんなかんじ。↓



文字を大きくする前に

たとえ、クライアントからの指示だったとしても。
「その文字を“大きく”することは本当に正しいのか?」
じっくり、考えてみて下さい。
文字を“大きく”したいのか“見やすく”したいのか?
大きくした文字は、コンセプトに合っているのか?
相手の要望の真意をつかむことが大切なのです。



これはほんとよく思う。







見ようとしなければ、本当は何も見えない。

ボーッとしている人ほど、そのことに気づけない。



いつもボーッとしている私は、
ちょっと凹みました。。








レッツゴークレイジー








これが今日いちばん気になった。

missuccess
いい意味じゃないのになんか可愛い。
うまくいかなくても、次やるぞー
ってかんじがする。

筆致で伝わるものもあるのかー







そして2つのハートのデザイン。

これのコピーも良かった。立ち読んでみて。





そういや、きょうデザイナーさんに
何度目かのラフ出しをお願いしてて、
つまり何度もやらなきゃいけない
落としどころの見つからない打ち合わせをしてて
どうも、歯切れの良い「こうしてほしい」を云えないな・・
と申し訳なく思っていたら、
「取り敢えず、またやってみますよ」って。
できます?
これじゃ作りようがないですよね?
と返したら、
困ったような笑ったような顔をしながら
「うーん・・でも考えるのが仕事ですからねえ」
って。
なんかカッコ良かったぞ!