やせ我慢の裏側 | RUBYBIRD

やせ我慢の裏側

週末にキャンプに行ってきました!
あいにく山頂はガスが出ていて眺望は残念だったのですが、
なんとか雨には降られなかったし、
ハイキング程度のかるい山だったので、
森林浴を楽しみました。


フォレスト

紅葉はまだまだまだです。
でも気温は昼間で13℃と、東京よりきっかり10℃低い。



フォレスト

見えないけどマイナスイオンいっぱいのはず!



あざみ

あざみ。



栗

栗。
リスも見かけました。
この山は栗をはじめとした落葉樹の多い山だったので、
足下が瓦礫ではなく、ふかふかの落ち葉の層でした。
なので、下りはスキーみたく駆け下りるようにして
た た た た…と
リズミカルに下りられるので面白い。
(ちょうど富士山の下りの砂走りみたいな感じかな。)
秋山も面白いかも、と思いました。
遭難しなければ。



山頂

山頂。
ほとんど何も見えない。





でまあ、
下山後は温泉と宴会です。

夕暮れ



今回は、1名の新婚と1名の失恋者と
1名の恐妻家がいたこともあって、
おのずと恋バナに花が咲きました。
でそこでちょっと聞いてみたかったことを。

実は、すこし前にうちの局の局長が
部下(つまり私の先輩)の結婚式のスピーチで、
「お前の使命は奥さんの夢を叶えることだ」
みたいな内容の話をしていて、

ほう、

と思っていたのでした。


事実その局長さんは、奥様のああしたいこうしたいを
よく細やかに記憶していて
叶えている感じがする。
なんの気なしに北海道に行きたいなー
というのを覚えていて、
記念日にプレゼントしたりする。

それはちょっとダンディなうちの局長の雰囲気も相まって
とても素敵な話に思えたのでした。
モノとか旅行とかそういう即物的な部分以外でも、
多分努力してるんだろうなあ、って。
そういうのは全て、
局長の「奥方のユメは旦那のツトメ」という言葉に
現れているんだろうなあ、と。

うーん、格好イイ!
その心意気がさ。
男気やね。
純粋に奥様が羨ましい、と思う次第。


で、
そんなエピソードを交えつつ
どう思います?
と恐妻家の隣の局の局長さん(よわよわキャラ)に
話を振ってみた。
実は内心、
(どうだ、あなたはそんな言葉言えないでしょう?)
という意地悪なコトを思いつつ。


恐妻家の局長さんは
ちょっと考えてから ぽん、と
「それは自分を追いつめ過ぎな気がするな。」
と言った。
それから「僕はそんな器量はないから、
努力はするけど(ここややつけたしっぽかった)叶えるとまでは言えないな。」
って。


ほう。

ほうほう。



多分、うまく伝わらないと思うのだけど、
この局長さんの言葉も
とてもいいなー
って。

なんでかって、
すごい悪気ない感じがしたんだ。
あーこの人はなんかばかみたいに正直だな
って。
「努力するけどできないかも」
だけ言うんじゃなくて、
もうもうはっきり
俺はそんな器じゃねー
ってなんのわだかまりもなく言っちゃうところが
なんというかなんとも
参りました。
(正直ちょっとかっこよかった)


あー多分このひとの奥さんは
こういうとこが好きなんやろな、って。

と同時にふと気づいたのだけど、
うちのストイックでダンディな局長の奥様も、
別にそういう男っぽい発言に惚れたわけじゃないんだろうな
って。
それより、酒に飲まれやすくって
ぼろぼろになりながらタクシーで帰ってきて
息子に靴下脱がされながら
「おまえ~(ヒック)愛してるよ~(ヒック)」※ここまで実話
て姿が可愛かったりして。


・・すいません、今ちょっと妄想入りました。
しかし、ストイックなのはやっぱり格好いいから
私なんか単純にくらりとしてしまいそうだけども、
大事なのはそこだけじゃないのかなって。
そう思った。


でもやっぱり器ないまでは言い過ぎな気もする…
もうちょっと自信持ったほうがよいのでは…
それはそれで不安…
(この後、話題はだめんずの話に移り、
よわよわ局長と失恋クンは「俺たちだめんずー♪♪」
と男子中学生のような訳の分からないノリになり、
あ゛ーさっきの一瞬の格好良さ撤回や!
あほー!