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Gからはじまるetc.

Golden

会社で拾った。
買う手間がはぶけた。
ぶれちゃった。
よくよく読んだら今日発売号でした。
これ掲載誌じゃないのかな?
いいのかな。
まいいか。



・・これでは記事にならないので
気づいたこといくつか。


エルメスアド

エルメスアド2

エルメスアド3

11月号「GINZA」内のエルメスの広告が
素敵。

4色1ページ
4色見開き
4色見開き

の計5ページ掲載。
圧巻。
各ページがストーリー仕立てになっている。



何気に特筆すべきは、
冒頭のこのページ。

エルメスアド

実はこれ、左側のページです。
エルメスのこの広告が入っているのは、
前めの面付けで
いわゆるWhat's newみたいな記事がちょこちょこと
左ページにくるような紙面構成なのです。
広告はすべて右側の面付け。
ですが、
そんな紙面の中に、突然左サイドChanelの広告。
多分どーしても左側がいいって
媒体社に交渉したんだろうな・・と。

表周りでなくても、
連続5ページだとかであれば十分目立つね。
当たり前か。




それからこれはこの秋の傾向な気がしますが、
アパレル広告にやたらモノクロ写真が多い。

paulsmith

今秋のPaulSmithは、
モノクロ写真のサイドにおさえでPS独特のマルチカラーのストライプが
バーコードみたく入っています。
フォーマットになっていて、写真だけ変わっていく形式。


fredperry

めずらしく見かけたフレッドペリーもモノクロ。


pauljpe

ポールジョーもモノクロ。
その他ちょこちょこ他社事例も見かけます。
手法としては古典的なので珍しいわけではないのですが、
この秋はなんとなく多い気がします。


あと個人的にきょ年くらいから気に入っているのは、
いわゆる断ち切りで原稿を作らず、
以下のシャネルのような、
カコミを作ってあげて一枚の絵みたく見せるのも
粋だなと。

chanel

昨年のシャネルの出稿。



イブサンローラン

今秋のイヴサンローランが、これに似たことをしています。



シャネルのようなアイテム数の多いメゾンだと、
クローズ、コスメ、香水、宝飾などそれぞれに広告をしているので、
それぞれに出稿パターンがある。
基本的にはクローズ以外は単品商品ごとの出稿になるから、
口紅なら口紅、時計なら時計の
ビジュアルをアップで出すものが多い。
昨年のシャネルNO.5はそういう意味では
ニコールを使ってイメージ醸成にかなり力を入れた
珍しいケースだと思う。

no5

しかしやはり商品カットはきっちり入っています。
当たり前か。