THE COOK -- 秋の夜長に1 | RUBYBIRD

THE COOK -- 秋の夜長に1

enjoy !

ジャネットのenjoyを爆音で聞きながら帰ってきたよ。
今夜は輪をかけてご機嫌なのだ流れ星


jonaga



さっき湯船の中でふと思ったのだけど、
トシをとるって、感謝を覚えるってことかもね。

営業って自分で何かを作ってるわけじゃないから、
しかもわたしみたいな仕事だと、
新聞や雑誌みたいな媒体枠もあるけども、
制作会社さんに手や頭を動かしてモノを作ってもらうことが多くて、
それがあってはじめて仕事が成立する。
しょっちゅう直し入るし時間はないしで迷惑ばっかりかける。
もー頭あがりませんね。
なんだかんだと、
お声がけしてくれるお客さんもありがたいし。
さらにいうと、
こんな訳分からん私みたいな女子でも仕事できる
「会社」って仕組み自体ありがたいなと。
すごいなー
世の中うまいことできてんなー
と、しみじみ思う秋の夜長。
(思うだけ。)



--------------------

さて。
前置き長くなったが。(秋だし。)

秋の夜長には趣向を変えて
ミステリなど読む。


料理人

「料理人」
ハレー・クレッシング 著
文春文庫


(あらすじより)
平和な田舎町コブに、自転車に乗ってどこからともなく
現れた料理人コンラッド。
街の半分を所有するヒル家にコックとして雇われた彼は、
舌もとろけるような料理を次々と作り出した。
しかし、やがて奇妙なことが起きた。
コンラッドの素晴らしい料理を食べ続けるうちに、
肥満していた者は痩せはじめ、痩せていた者は肥りはじめたのだ…。
悪魔的なコックが巻き起こす奇想天外な大騒動を描く
ブラックユーモアの会心作。


実はまだ読み途中なのだけど…

でも思ったのは、胃袋掴まれるのって結構恐いなって。
たべものってそのまま命に繋がってるし。
私自身、美味しいものを知って不幸になったことあるし笑。
でもこの本自体は全体にテンポよく、訳文にも無理がなく、
するする読めて寝るのが惜しいよ。

コンラッドが現時点でいい人なのか悪い人なのか、
ハッピーエンドなのかそうじゃないのかも全く読めず、
物語に引っぱり込まれる感じが心地いい。

読み切ったらもうちょっとちゃんと書こう。