2019年6月のスケジュールを
お知らせいたします

6/12(水)→きたのホール
その他は全て通常通りです
<水曜クラス>
6/5、19、26 徳丸地域センター・3階洋室A
6/12きたのホール
<土曜クラス>
6/1、8、15、22、29 徳丸三丁目集会所
6月も、レッスンがんばりましょう
見学・体験レッスン随時受付中
入会の勧誘はありませんので
ぜひお気軽に、遊びにいらしてくださいね!
ご希望の日が決まりましたら
ホームページ↓からお申込みください。
ご参加をお待ちしております!
チャコットの足の伸ばし方についての記事を転載します。
ぜひ参考になさってください。
トゥシューズを履いてポワントで立つと、足首がグラグラと弱く感じる。つま先をしっかり伸ばせと注意されて頑張るけど、思うように伸びきらない。そもそも片足でルルヴェに立ち上がる力が無い。ジャンプの着地の音がうるさい・・・などなど。足周りや足首の「力や使い方」を考えることが山積みなのに、いざ「どうすればいいか分からない」という声が多いのではないでしょうか?
今回は足周りで意識が低く、忘れ去られがちな「骨たちのホンネ(骨)」を聞いてみましょう。
「中足骨とひ骨」
早速、足に意識を向けてみましょう。趾(あしゆび)の関節全て、ゆびの付け根、踵など。足首から先の「全ての骨」を感じることはできますか?足を直接に眺めながら考えても、なかなか難しいことだと思います。
今回ご紹介するのは、趾の付け根から足中心部あたりに位置する「中足骨(ちゅうそくこつ)」と、膝下から足首までの「すねの骨2本」のうち、脛骨(けいこつ)と「細い方の腓骨(ひこつ)」です。図で確認してみましょう。
「中足骨の使い方」
中足骨は、足のケガとして上位に入る部位ですが、ケガのきっかけは「突然の変な動き」や「蓄積されたダメージ」によることが多く、原因は「その骨の存在や使い方を知らなかった」ということが大きいと思います。
中足骨の使い方第一歩はまず「その存在を知ること」。骨にとって大事なのは「そこにあることを認識して、どのような動きをしているか感じてあげること」。これは体中どこの骨でも同じです。中足骨は表面から触ることができる骨なので、足の表と裏から。特に母趾と小趾に関しては、両の側面から、骨を摘んでさする勢いで触ってあげましょう。
次のステップは、中足骨の移動の方向性「どこへ向かっているのか?」を知ってあげること。引いているのか出しているのか?上がってくるのか下がっていくのか?を中足骨に聞いてみてください。
趾の隙間を埋めるように「束ねる」と、趾で何かを掴むように「丸める」という動作は、趾のスジを先端から付け根へと「強く引く」という強い筋収縮を起こすので、中足骨も「引ける、浮いてしまう」という「地面を押さずに逃げる」結果となります。趾を「グーにする」という力をもっと強く入れてみると、すねも腿もガチガチに力が入って、股関節へと引き込まれて「固まっていく」はずです。
逆に趾の隙間を「広げる」、趾の裏の関節を「押し出す」という「趾パー」は、中足骨にも「骨間の幅を保つ」、「趾へと押し出す」という、土踏まずにとっても、ふくらはぎや裏ももにとっても「地面を押して伸ばし出す準備」を与える状態になります。
この中足骨が「根元から伸びる」と「地面へと下がって押す」の複合を意識しましょう。足の中心部あたりに位置する「中足骨の根元」をギュウ〜と下げる。そして搾り出す、という感じです。
「2本とも大事」
膝下から足首までの間には骨が2本ある。というのは周知の事実かと思いきや、意外にもその存在すら感じない人もいるという「腓骨」。太い方の脛骨に対して3:1ぐらいの細さの腓骨ですが、こちらも「ちゃんと使っている」と意識できることが重要になります。
やはり最初のステップは「触って存在を認識」してみてください。
足首の両側にボコッと突き出た「くるぶし」がありますが、内側が脛骨。外側が腓骨そのものになります。足首はほとんど脛骨で、腓骨は「横に付いている」感じなので、脛骨だけでも体重を掛けて立つことは可能かもしれません。そんな強大な脛骨が「動きの方向と力」を独占してしまうと、腓骨は動きに持っていかれる、役に立たない存在になってしまいます。
どちらの「くるぶし」を、どのように優先するかで変わってくる動きのパターンをいくつか紹介しますので、実際に試して感じてみましょう。
多彩な動きを全身で表現するバレエですから、漠然と入る強い力は、筋肉の締まりで関節を止めてしまうことになります。「そこに在る骨」を認識して、骨がどのように動いているか感じてあげることで、繊細でエレガント、且つ強い動きを生み出すことができます。
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