こんにちは、結子です(*゚∀゚*)
さて、今日は過去に経験したパートの現場で起こった出来事について、記憶を掘り起こしつつ書いてみようと思います。
私は自営の学習塾の傍ら、過去10年間、ほぼずっとパート勤めをしてきました。
会社員とは違い自営業は経済的に安定しないから
というよくある“思い込み”がそもそもあったし、
20代の頃、今は亡き父から、
「お前は会社勤めの経験がなくて苦労しとらんからダメだな。」
と、人生経験不足なことをしょっちゅう突かれてもいました

その頃は両親もまだ若く、二人共働いていたので、このまま私は一生自分の好きな家の仕事だけを淡々としていけば良いと思っていました。
しかし、あらかじめ運命として定められていたのでしょうか、遂に私にも勤めに出るタイミングは訪れたのです。
数々の勤め先の中で、一番短い期間だったにもかかわらず、最高にしんどい目に遭った職場のことを書きましょう
ちょっと勇気がいるけど
それは、ある和菓子屋の工場に勤務していた時のこと。
そこは、タイムカードの機械すら置いてないような、老舗の和菓子屋でした。
仕事内容はお菓子の袋にシールを貼るだとか、お菓子をズラーッと載せるケースやトレイを洗って拭いて、所定の場所に片づけるだとか…そういった機械的な作業ばかりだったと記憶しています。
もう年齢的に仕事を選んではいられないとはいえ、私にとってはお金のためと割り切らなければ出来ない仕事内容でした。
私が入ったのがちょうど11月20日頃。これから年末にかけて、和菓子だけでなく、クリスマスケーキの出荷等もあって、まさにてんやわんやの忙しい時期。
地元だけでなく、県外にも商品が次々と出荷されていくようでした。
勤務で一緒になる人たち…特に男性陣は若い子も多かったですが、女性は年配の主婦の方々がたくさんいらっしゃいました。
もうここに勤めて何十年、というベテランの方々です。
私がいたのは和菓子作りの現場ではなく裏方の方でしたが、製作現場に目をやると、何となくいつもピリピリと張り詰めた空気を感じました。
ある日、その職場の『掃除当番』🧹🧤が私に回ってきました。
いつも仕事をしている場所だけでなく、バックヤードの職員の休憩室や男女のトイレなど、全部一人で掃除するように言われたので、これは結構時間がかかるなぁ、と思いました。
特にやり方など詳しい説明もなく、確か仕事の途中から一人抜けて、掃除に取り掛りかかったと思います。
(これだけたくさんの部屋を掃除するんだから、今日の残りの時間は掃除で終わるんだな…)と、気楽に清掃を始めたのです。
ところが。
1時間半ほど経った頃でしょうか、男性陣の中のメンバーが一人、二人と交代で休憩室に戻ってきました。
なんとなくいぶかしげに私の掃除する様子をみては去っていきます。
ちょっと様子がヘン(・・;)⁇と思いつつも、後で先輩同僚に文句を言われないように、丁寧に各場所を磨き上げ、私は仕事場に戻りました。
「清掃終わりました〜」
… と、その時です。
鬼のような形相で、同僚の中年女性がつかつかと近寄ってくるやいなや、私に向かって大声でまくしたてました。
どうやら、私は普通の人よりも40分以上も長く、掃除に時間をかけていたらしいのです。
何時までに戻ってきて、と言う指示など一切なかったため、残りは掃除の時間なんだと勝手に思い込んだのが失敗でした。
でも、それならそうと、時間がかかりすぎと思った時点で私に言ってくれたらよかったのに
仕事を怠けようと思って時間をかけたわけじゃありません
そう言いたかったけれど、おばさんのあまりの剣幕に、私は一言も言い返せませんでした。
怒鳴り散らされた本人はもちろん驚いたのですが、周りにいた人たちも、おばさんのあまりにも険しい形相に全員凍り付いてしまい…
その事件をきっかけに、それまでそう親しくなかったおじさんおばさんまでもが、私の肩を持ってくれるようになりました。
陰で慰めてくれる、優しいおばさんもいました。
中には、当のおばさんに向かって、
「〇〇さんはヒステリーだけんなぁ〜
おぜことだわぁ
(→ 怖いことだ)」
と、言い放つおじさんまで出てきました。
しかし若い女の子の中には、次は自分がとばっちりを受けるかもしれない、と感じたのか、私に同情するのはやめておこう…みたいな雰囲気の子もいましたね。
その事件を境に、ヒステリーおばさんの私に対する態度は日に日にキツくなっていき、いつも睨みをきかせては嫌みを言われるようになりました。
心理学を知っている今なら、この状況がなぜ起きているのかも理解できますが、当時の私にはそんなこと分かるはずもありません。
仕事辞めたかったんでしょうね、私。
自分の好きでもないことを我慢してやってると、大きな✖️がはね返ってくる、という、まさに典型的な例ですね。
でも入ったばかりの職場だし、すぐに辞めるわけにはいかない!と、何も知らない私はガマンにガマンを重ねました。
クリスマスが過ぎ、大晦日も近いある日のこと、職場から電話がかかってきました。
この時、
人生には無駄な出来事は1つもない。
さて、今日は過去に経験したパートの現場で起こった出来事について、記憶を掘り起こしつつ書いてみようと思います。
私は自営の学習塾の傍ら、過去10年間、ほぼずっとパート勤めをしてきました。
会社員とは違い自営業は経済的に安定しないから

20代の頃、今は亡き父から、
「お前は会社勤めの経験がなくて苦労しとらんからダメだな。」
と、人生経験不足なことをしょっちゅう突かれてもいました


その頃は両親もまだ若く、二人共働いていたので、このまま私は一生自分の好きな家の仕事だけを淡々としていけば良いと思っていました。
しかし、あらかじめ運命として定められていたのでしょうか、遂に私にも勤めに出るタイミングは訪れたのです。
数々の勤め先の中で、一番短い期間だったにもかかわらず、最高にしんどい目に遭った職場のことを書きましょう

ちょっと勇気がいるけど

それは、ある和菓子屋の工場に勤務していた時のこと。
そこは、タイムカードの機械すら置いてないような、老舗の和菓子屋でした。
仕事内容はお菓子の袋にシールを貼るだとか、お菓子をズラーッと載せるケースやトレイを洗って拭いて、所定の場所に片づけるだとか…そういった機械的な作業ばかりだったと記憶しています。
もう年齢的に仕事を選んではいられないとはいえ、私にとってはお金のためと割り切らなければ出来ない仕事内容でした。
(もちろん、こういう仕事をする人々がいなければ、私たちのもとに和菓子は届きません。それを思うと感謝
ですね。)

私が入ったのがちょうど11月20日頃。これから年末にかけて、和菓子だけでなく、クリスマスケーキの出荷等もあって、まさにてんやわんやの忙しい時期。
地元だけでなく、県外にも商品が次々と出荷されていくようでした。
勤務で一緒になる人たち…特に男性陣は若い子も多かったですが、女性は年配の主婦の方々がたくさんいらっしゃいました。
もうここに勤めて何十年、というベテランの方々です。
私がいたのは和菓子作りの現場ではなく裏方の方でしたが、製作現場に目をやると、何となくいつもピリピリと張り詰めた空気を感じました。
ある日、その職場の『掃除当番』🧹🧤が私に回ってきました。
いつも仕事をしている場所だけでなく、バックヤードの職員の休憩室や男女のトイレなど、全部一人で掃除するように言われたので、これは結構時間がかかるなぁ、と思いました。
特にやり方など詳しい説明もなく、確か仕事の途中から一人抜けて、掃除に取り掛りかかったと思います。
(これだけたくさんの部屋を掃除するんだから、今日の残りの時間は掃除で終わるんだな…)と、気楽に清掃を始めたのです。
ところが。
1時間半ほど経った頃でしょうか、男性陣の中のメンバーが一人、二人と交代で休憩室に戻ってきました。
なんとなくいぶかしげに私の掃除する様子をみては去っていきます。
ちょっと様子がヘン(・・;)⁇と思いつつも、後で先輩同僚に文句を言われないように、丁寧に各場所を磨き上げ、私は仕事場に戻りました。
「清掃終わりました〜」
… と、その時です。
鬼のような形相で、同僚の中年女性がつかつかと近寄ってくるやいなや、私に向かって大声でまくしたてました。
あんた、今何時だと思っとるの?
一体何時間かけて掃除やっとるで?
掃除当番の時は、みんな大急ぎでさーっと済ませてまた仕事に戻ってくるのに。
一体どういうつもり!?
一体何時間かけて掃除やっとるで?
掃除当番の時は、みんな大急ぎでさーっと済ませてまた仕事に戻ってくるのに。
一体どういうつもり!?
…… 。
どうやら、私は普通の人よりも40分以上も長く、掃除に時間をかけていたらしいのです。
何時までに戻ってきて、と言う指示など一切なかったため、残りは掃除の時間なんだと勝手に思い込んだのが失敗でした。
でも、それならそうと、時間がかかりすぎと思った時点で私に言ってくれたらよかったのに

仕事を怠けようと思って時間をかけたわけじゃありません

そう言いたかったけれど、おばさんのあまりの剣幕に、私は一言も言い返せませんでした。
怒鳴り散らされた本人はもちろん驚いたのですが、周りにいた人たちも、おばさんのあまりにも険しい形相に全員凍り付いてしまい…
その事件をきっかけに、それまでそう親しくなかったおじさんおばさんまでもが、私の肩を持ってくれるようになりました。
陰で慰めてくれる、優しいおばさんもいました。
中には、当のおばさんに向かって、
「〇〇さんはヒステリーだけんなぁ〜


と、言い放つおじさんまで出てきました。
しかし若い女の子の中には、次は自分がとばっちりを受けるかもしれない、と感じたのか、私に同情するのはやめておこう…みたいな雰囲気の子もいましたね。
その事件を境に、ヒステリーおばさんの私に対する態度は日に日にキツくなっていき、いつも睨みをきかせては嫌みを言われるようになりました。
心理学を知っている今なら、この状況がなぜ起きているのかも理解できますが、当時の私にはそんなこと分かるはずもありません。
仕事辞めたかったんでしょうね、私。
自分の好きでもないことを我慢してやってると、大きな✖️がはね返ってくる、という、まさに典型的な例ですね。
でも入ったばかりの職場だし、すぐに辞めるわけにはいかない!と、何も知らない私はガマンにガマンを重ねました。

それから…
クリスマスが過ぎ、大晦日も近いある日のこと、職場から電話がかかってきました。
ここ数日の大雪で県外に商品が出荷できないため、工場は和菓子作りをストップしている。
申し訳ないが、しばらく自宅待機していて下さい。
そんな説明でした。
ところが、年が明けて5日たっても6日たっても職場からは何の連絡もありません。
電話して聞いてみたところ「当分工場が元通りに動く見通しが立たない」とあっさり言われました。
私と同時期に一緒に入った主婦の方は「仕事がこのままずっと休みじゃ困るよね
」と二人で話し合い、結果、この職場を去ることになったのです。
申し訳ないが、しばらく自宅待機していて下さい。
そんな説明でした。
ところが、年が明けて5日たっても6日たっても職場からは何の連絡もありません。
電話して聞いてみたところ「当分工場が元通りに動く見通しが立たない」とあっさり言われました。
私と同時期に一緒に入った主婦の方は「仕事がこのままずっと休みじゃ困るよね

この時、
私のあまりにも辛い状況を見かねて、神様がここから逃れられるようにしてくれたんだなぁ。神様って本当にいるんだな〜。
そう思わずにはいられませんでした

人生には無駄な出来事は1つもない。
でも、あのまま我慢しながら仕事に出ていたら、もっともっと我慢させられるようなことが次から次へと起こったかもしれません。
イヤな出来事も、辛い経験も、すべて自分に何かを教えてくれるもの。
イヤな出来事も、辛い経験も、すべて自分に何かを教えてくれるもの。
それに気づいたら、そこから自分はどう動いていくべきかを考える必要がありますね🌟