3月30日(月)東京地裁(霞が関)4階411号法廷で、1時半より、1審最初で最後の証人尋問があり、東京都K市の被告院長が証言します。もちろん私も証言し、1審の最終決戦となる日です。
被告は高度医療を謳いながら、実際にはあまりに未熟なために椎間板ヘルニアの手術に失敗し、原因物資を100%残すだけではなく、全く関係ない健康な骨まで脊髄を露出するまで切除するとんでもない手術をしました。後で白状したのは、自傷ルビーで3例目の手術だったということです。
「大学病院の検査結果が非常に重症だった(深部痛覚がギリギリある状態)」、「大学の先生が緊急手術をしないと麻痺になると言っていた」と嘘をつき、飼い主に夜間緊急手術に同意させたことは犯罪です。
10日後に駆け込んだ大学病院では、20分の再手術で100%原因物質を取ってもらいましたが、脊髄が1ミリに圧迫された(通常は5ミリの太さがある)状態で10日間放置されたため、脊髄が持続的圧迫による損傷をおこし、下半身麻痺になりました。
ルビーは急性のハンセン1型の癒着が全くない発症2日目のグレード3(5段階中)のヘルニアだったので、本来の回復率は95%以上でした。
下半身麻痺で垂れ流し状態になり、1日6回の圧迫排尿と2回の排便介助、感覚が無いために自分の下半身を噛んでしまう自傷(自分の後肢を噛み千切ってしまう子もいます)を防ぐため、飼い主は介護に専念していますが、慢性膀胱炎や尿やけ(オムツ)、自傷による傷に悩み、病院通いの日々です。
指導者もいないのに、ルビーをスキルアップの道具にして手術したことは許せません。人間だったら逮捕され、免停になる事件です。動物だったら何をされても仕方ないとは思えません。どうか裁判官に動物の裁判などどうでもいいと思われないように、関心をお寄せいただき、傍聴に足をお運びください。
何卒よろしくお願い致します。