羨ましい程のルビーの最期でした。

私も自分が亡くなる時はこんな感じが良いなというほどの。

3日前位から歩くのも辛そうでしたが
亡くなる前の日の夜
結構な距離を私の顔を見ながら一生懸命歩き私の膝の間に顔をうずめていつものように耳の両裏側を掻いてあげました。
最期まで自分の足で歩いていました。

小さな頃から自ら断食をしていたルビー。
ある日ぱったり食べなくなったとおもったら2日後位からまた普通に食べる。
今回もその類いなのかと少し思ったけれど
今考えると「もう逝くからいいよ」と
言っているかのように強い意志でご飯から顔を背けているように見えました。

ルビーは我慢強かったと思います。
とても苦しかったのかもしれませんが
私達にはそのそぶりを見せていなかっただけなのかもしれません。
私達から見ると本当に苦しまずに眠るように旅立ったのです。

ルビーが弱ってから、私は介護の際ルビーが快適に過ごせるようなヒントをもらいに沢山のブログを読んでいました。
夜寝る前もスマホで見て、沢山のワンコとの別れや闘病生活を読んで涙が溢れていました。
そんな私を横でルビーは見ていて察して
こんなにあっけなく介護もほとんどすることのないまま逝ってしまったのかもしれません。
もう少しお世話したかったな。


昨日火葬を済ませて帰ってきて私が

「骨壷をベッドの頭に置いて一緒に寝るかな」と言ったら

「心配になるからやめて」と旦那に言われました。

本当は49日までそうするつもりでした。が、

心配かけるのはいけないので

旦那とベルと寝ました。

ベルは旦那さんと寝る係なのに私の布団で朝まで寝ていました。

ベルが私とルビーチームになる日も近い?



1ヶ月前のルビーを遺影にしました。