昨日の夜、いつも見ているブロガーさんのワンコが旅立ってしまった。

会ったこともないのに涙が溢れてそのまましばらく眠れずにいた。


とても幸せなワンコだったと思う。

闘病を一緒に頑張ってくれるご家族がいて、

ソリに乗ってお散歩して自力でも少し歩いて

最後はお母さんの膝の上で。

なかなか出来る事ではない。

愛情いっぱいに育てられたことがブログから伝わってくる。

同じ飼い主として尊敬する。


我が家のルビーに雰囲気が似た子で、ベルに似たタイプの妹ちゃんがいる。

いつも穏やかで仲が良くて、その2匹の醸し出す雰囲気が我が家のワンズに似ていると

勝手に思っていたので親近感が半端ない。


ワンコって言葉が通じない分、ワンコの願いをこちらが理解した時の

双方の喜びで絆が強くなっているような気がする。

そしてワンコも飼い主が今どんな心境なのか察知して

穏やかにそばにいてくれたりするんだと思う。

飼い主が嬉しそうな時は一緒にシッポ振ってはしゃいじゃう。


私が20歳の時誕生日の三日前に先代ワンコのジョニーが旅立った。

私が小さい頃からいて、よくジョニーにバカにされてかじられたりもした。

中学生の頃から一緒に寝るようになって

辛い時や悲しい時、いつも寄り添ってくれていた。

自分の弟よりも付き合いが長く、同士というのが一番しっくりくる。

そんなジョニーが帰ると亡くなっていた。

母に看取ってもらったものの私は看取れなかった。

今考えるとそこが一番辛かったところかもしれない。


ここからは弟に聞いた話。

その日、弟は学校の遠足でウキウキで帰ってきたそうだ。

しかし、我が家の夕食時私も父も母もみんなうつむいて

私と母なんかは涙を浮かべながら食事していたそうだ。

その時弟は「ペットが亡くなってみんながこんなに悲しい想いをするなら

俺は飼わない」と痛感したそうだ。当時彼は小学生だった。


私がルビーを飼った時、弟に聞かれた。

「あんなに悲しかったのにどうしてまた飼うんだ」と。

その時上記の事を聞かされた。

その時ポンと出てきた言葉が

「ジョニーがワンコの可愛さを教えてくれたんだよ。」という言葉だった。

後で考えてもそれ以外はなく、そこに尽きるという言葉だった。

弟もそれ以上何も言ってこなかった。


今回、読ませて頂いたブログでまたジョニーの事を思い出した。

ジョニーが亡くなって25年経つけど

いつまでも心の中にジョニーは生きていると思った。


ブログで見たワンちゃんは沢山の人に愛されたワンコ。

沢山の人の心の中でも生き続けるのだと思う。