忘れてしまいそうだから続きを書く。
病院へ行き、まずは血圧。
116/78 平常。
続いて血液検査。
小さい入れ物に4本。
その後、頭部のMRI。
生まれて初めてのMRIで
旦那さんが閉所恐怖症で、散々MRIが
いかに恐怖かを聞かされ続けていたので
恐怖を感じぬよう最初から最後まで
目を閉じて挑んだところ問題なく終わる。
途中ものすごい音がするが
インストゥルメンタルの曲を聴いているような気分に。
なかなか低音が効いていて面白かった。
そう言えるのも10分くらいの短時間だったからか。
新規の患者は私の後に二人いた。
二人とも交通事故の後遺症で頭部の検査に来ていた。
私と同じ流れで検査をすすめていたのに
順番が入れ替わり、私が脳神経外科で最後の患者になった。
主文後回し。
まるで裁判で死刑判決を出されるかのような気持ちになった。
名前を呼ばれ診察室に入ると
細身のテキパキとした感じの先生が現れた。
先生の第一声。
「今まで検査で引っかかったことなかったの？」
私「なかったです。」
「いやぁ。不思議。あなた、脳というより内臓ヤバイよ」
私「え？」
まず見せられたのが血液検査の結果。
総コレステロール 255 平均値130～219
LDLコレステロール 159 平均値63～139
中性脂肪 444 平均値33～149
に加えて
白血球・赤血球・ヘモグロビン・ヘマクリットの
数値が平均値以上あり、お医者さんに
「毎晩飲んでる60代のおっさんのようだ。
肝臓が悪い。ひどい」と言われた。
私は下戸で、飲み会でも1杯くらい。
宅飲みは一切しない。
完璧お医者さんには大酒のみと思われた。
血液ドーロドロだそうだ。
心当たりといえば
5年くらい毎日1本飲んでいる午○の紅茶の青い方のミルクティー。
これを毎朝眠気覚ましに飲んでいたのだが
飲むたびに自分の血液がネットリしていく感覚に見舞われた。
一時なんか一日4本飲んでいたこともあって
みるみる太ったので1本と決めて飲んでいた。
あとは、無類の魚卵好き。
とびっこ・数の子・たらこ・筋子大好き。
大体なんかかんかは家にある。
毎日は食べないにしても食べている方だと思う。
ちなみに鶏卵はあまり食べない。
母親もコレステロール値が高いので
50代になったら気をつけよう。なんて考えていた。
40代にして60代の酒飲みのおっさんほどの血液とは
露ほどにも思っていなかった。
とにかくこの血液をなんとかしないことには
簡単に心筋梗塞・脳梗塞になれるね。
うわぁ。それほどまでに深刻だったんだ。
脳の方は1箇所だけ白いものがあったけど
今すぐ薬を飲むとかではないらしい。
ちなみに、閃輝暗点について看護婦さんに伝えてみたら
知らなかったようで、お医者さんとの会話も
「どう？ギラギラひどいの？」
と言われたけど、あまりの検査の結果への驚きで
「あ、はい、まぁ」くらいしか言えなくてそれで終わった。
身体はSOS出しているんだ。と実感した。
まさか自分が人の3倍くらいの中性脂肪の人だなんて
知らなかったのだから。
このまま知らずに過ごしていたら確実に
路上か家でポックリいっていたと思う。
次回はMRA（脳の血管を撮る）
脳波、心臓の検査、腹部エコーなど検査が目白押し。
旦那さんが何かと優しい。
食器洗いとかを率先してやってくれたりする。
なぜそんなに優しいの？と聞くと
ドロドロだから。と返ってきた。