20日に手術し、昨日無事退院出来ました^^


ではまず、手術について。

朝8時位に病院に着いて、歯の洗浄と先生との打ち合わせ。

病院のベッドが10時まで空かなかったので

しばらく入院患者用の食堂で待機。

その日の口腔外科の手術は3件あり3番目。

昼~昼過ぎ頃の手術になる予定。


やっとベッドが空き、まだ2時間くらい時間があるから

付き添ってくれていた母に「ご飯でも食べてきて。寝てるから」と

言い、パジャマに着替えゴロンとしていたら

「順番が入れ替わりましたので手術着に着替えてください。」と

言われ母にメール打ってみるも会えないまま手術w

友達の娘がくれた黄色の手裏剣のお守りを鍵付きの引き出し

から出す間もなく手術w

容赦なくせかす看護士さん。


手術台に寝ると担当の先生が「OS-1飲みました?」と。

手術前日の24時以降は断食でそれ以降は水とOS-1という

ドリンク以外は飲んじゃだめなんです。

手術当日の朝7時半までに飲めるのはOS-1のみで

それは1本必ず飲んでくださいみたいな事が用紙に書かれていました。

で、「飲みました」と答えると、先生

「あれ美味しくないんだよね。飲みきらない人も多いんだよ~」と。

「え~。美味しくなかったけど飲まなきゃいけないんですよね?」と言うと

「うん。飲んだ方がいいよね。」と。

そのOS-1とは、同世代の人ならわかると思うけど

発売当時のポカリみたいな、甘みがほとんどないスポーツドリンクで

500ml飲むのもきつい飲み物なのです。


で、その話の間に色々準備が進み酸素やら点滴みたいなものやら

着けられて「左の腕が痛いなぁ~と思った頃にはもう寝ちゃうからねぇ」と

言われて。本当に全くその通りでそれからは記憶がない!


で、意識が戻ったのは手術台の上で担架に移し替えられるところ。

目は開くんだけど何にも出来ません~というかんじ。

病室には母がいてくれて、点滴をしているせいなのか

右手だけが異常に冷たくて母に「手握って」と言って温めてもらったら

安心して寝ちゃった。

で、手術してから2時間後には歩けるからと看護士さんに言われたけど

あと30分ってとこでトイレに行きたくなって車いすで連れて行ってもらった

けど、自分で立って移動してたら「あら、若いからだね」と言われた。

ちょっとまだフラついていたんだけどね。

2時間後は麻酔も切れてきたみたいで自由に歩けるようになっていたよ。


前日の夜9時から断食していて、手術は40分くらいで済んだみたいなので

お昼御飯食べれると思っていたのにそんな雰囲気もなく。

ま、話すにも少ししか口が開かないくらいだったから

食べられるわけがないんだけど、もうお腹が空いてお腹が空いて

ごはんのことしか考えられなかった!ワンズのように。


で、3時ころ旦那が来てくれて母と交代してくれて。

旦那が私の顔を見て笑うの。左半分の頬が3倍くらいに腫れているから。

「ちょっとまえまで、両方ともそんなホッペタだったよね。」って!

そんなに太ってたってことぉ?


で、とうとう我慢しきれずに5時ころ看護士さんに聞いた。

「晩御飯は何時からですか?」と!そしたらクスっと笑いながら

「6時頃ですね~」って。笑うな!


で、ようやく晩御飯にありつけたんだけど

ものすごい量のおかゆとのっぺい汁とやわやわのホウレン草のごまあえと

おかゆに溶かす甘めのお味噌とたらこと変な味のゼリー。

いや、ものすごく美味しかった!

口が全然開かない私でも食べれるものを用意して下さって

本当にありがとう!って思った。ペロリと完食。

それと同時に、こういうものしか食べられない私なのだから

もう少し入院させてくれてもいいんじゃない?と。


でもね。私の部屋4人部屋だったんだけど、私以外皆さんガン患者さん

のようで、私のような軽い人は長くいたら迷惑だなとも思いました。

私の向かいのベッドの方は相当苦しいのを自宅で我慢していたようで

先生や看護士さんに「今までよく我慢していたね」と言われていました。

私が見ていても相当苦しそうで本当に気の毒でした。

お薬を飲み込むのもつらいみたいで、先生も替えられるものは

錠剤からシロップや座薬にしたりしていたみたいだけど。

で、代わる代わる看護士さんたちが来て

その患者さんにお薬を飲ませようとするんだけど

その中の一人の看護士さんが本当に優しい話し方をする人で

聞いてるこちらまで甘えたくなっちゃうような、

「うちの息子の嫁に来てください!」って思っちゃうような優しさで。

その看護士さんのおかげでその方はちゃんとお薬を全部飲んで

ぐっすり眠れていました。

看護士さんのその様子を見ていて、話し方って本当に大事だなぁと

思いました。みんな同じ事を言っているのに言い方ひとつで

苦しいのも乗り越えられてしまうんだと。

今後、旦那や旦那の両親、自分の両親の看護みたいな場面が

来るかもしれないからこの経験は大きいなぁと思いました。

なかなかこういう経験って出来ないからね。


入院1日目はこれにて終了。

全身麻酔でも寝ているし、その後も寝ているから寝れるのか

不安でしたがさすがに手術後だったので熱もありぐっすり朝まで眠りました。

痛み止めは、寝る前に1度だけ飲みました。

体が熱くなると患部が病むので起きないようにするために飲みました。

明日は書く元気があったらその後の顔の様子などを書きます。