最近、友達のワンコが立て続けに調子が悪く、

大事な家族を守るために、少しでも力になれたらと

思うので、私が経験したことを書こうと思います。


ルビーは、2003年のゴールデンウィークに、

後ろ左足を、地面に着けなくなりました。

最初、「足が痺れたのかな?ワンコも痺れるのかな?」と

旦那と笑ってましたが、いつまで経っても足をあげたまま。


さすがにおかしい。と思ったので、病院に連れて行くと、

(ペット飼ってる方なら、恐らく誰でも知ってる病院です)

「膝の軟骨が、減ってきている」とのことでした。

レントゲンを指差し、もっともらしい事を言っている先生の

話を聞きながら、「なんとなく、全然頭に入ってこない。」

と思ってました。


「軟骨を強化するために、手術をしないで投薬 3万円。

ただし、気長に構えなければいけない。

手術するなら、7万円。」とのこと。


その先生の話が、適当だとしか思えなかった私は、

そのことを、旦那の母に話しました。

その当時仕事をしていたので、母が代わりに

ルビーを大きな病院に連れて行ってくれました。


そこでの診断は、「大腿骨頭壊死症」。

1歳までの成長期の犬がなりやすい病気でした。

母の話では、「素人の私がわかるくらい、レントゲンに写る

ルビーの大腿骨はスカスカだった。」とのこと。


要するに、膝ではなく、股関節が悪かったのです。


最初の病院では、大腿骨まではレントゲンに写ってませんでした。

そのまま、最初の病院を信じていたら、悪くない膝を手術していたかもしれないのです。

しかも、発見が遅かったら、足を切断することになるところでした。


無事、手術をし、しっかり歩けるようになりました。



その数年後、ルビーがしきりに足の関節を舐めるようになりました。

おかしいと思って見たら、関節の所に出来物がありました。

「悪性の腫瘍だったらどうしよう」と思い、近所の獣医Uに連れて行きました。


「腫瘍は、取ってみないと悪性か良性かわからないので

明日手術しましょう。3万円。」とのこと。


1度、全身麻酔をしているルビーに、させない方法はないものかと家に帰り、ネットで調べまくったところ、

「良性なら腫瘍は小さくなっていく。人間で言う、吹き出物」というのを見て、更に友達に教えてもらった違う獣医Sに連れて行きました。


Sでは、「腫瘍の大きさを毎日測りましょう。そして、小さくなってるようであれば人間の吹き出物のようなものでしょうし、大きくなってるようであれば即、連れて来て下さい。」とのこと。


結果は、どんどん小さくなり、腫瘍はなくなってしまいました。

危うく、しなくてもいい全身麻酔、手術をさせるところでした。


今回のルビーの骨折も、最初は「以前手術したところがずれているくらい」という診断だったので、安心しましたが、最後に私が先生に「他の個所は骨折してないんですよね?」と聞いたことで先生がレントゲンを見直し、おかしいと気付き、再度レントゲンを撮った結果、粉砕骨折の可能性に気付いたのです。


とても混んでる獣医さんなのでお疲れなのでしょうか・・・

腫瘍の件以来、とても信頼している獣医さんだっただけに

少しがっかりしました。


今までは、なんとか無事にきましたが、セカンドオピニオンをせずにいたら、ルビーは3回も全身麻酔しているところでした。

今のところ1回で済んでいて、良かったです。

犬は、全身麻酔は2回まで。と、何かで聞いて以来、

何とか全身麻酔は、させまい!と思った結果だと思います。

もちろん、必要なときはさせなくてはいけませんが。


獣医さんを、信じる気持は大事です。

ただ、ペットの気持ちと体を察してあげられるのは、親である飼い主だけだと思います。


友人たちのペットが、早く元気になれますように。願っています。