彼と会って、私の部屋でゆっくりしていると、

「明日さ、○○達と食事するから、ルビーも来てよ」


と誘われ、翌日行く事になった。


今まで数回食事に行った事のあるメンバー。
でも、私達の事はみんな知らない。


だから、色々と気を使う。


そして聞きたくない話もある。

例えば、血液型の話になった時。

1人が「奥さんは何型なんですか?」と聞いたり。


彼の奥さんの話を、周りが尋ねる度に、私は平気な顔をして聞く。


内心、私ちゃんと笑えてるかなって思いながら。



彼と一緒に見たり、体験した話も、別の誰かと経験したかの様に話す。


彼は隣にいるのに。


だから、心から楽しめない。



帰り際。

疲れた私は、1人でタクシーで帰る事にした。


彼は「どうして?方向同じだし、一緒に帰ろうよ」


「ううん。先に帰るね。明日仕事だから」
そう言って、みんなに挨拶をして帰った。


私が家に着いた頃、彼からの着信。


「どうして先に帰ったの?今ルビーの家の方向に向かってるから」


「私もう寝るよ」


彼は酔っている事もあって、

「え~ルビーに会いたいんだけど」


「何時だと思ってるの?私は疲れたから寝るよ」


「どうしたの?何か怒ってるの?」


「そんなことないよ」


「そう。じゃあお休み」
彼は少し不機嫌そう。


これも彼の小さなワガママ。