今日は父の命日でした。

亡くなってからもう7年が経ちました。
心臓が悪くなり、入院した時に認知症が進んでしまい、退院する時には、お医者さんから
〝家での介護は無理だから、介護施設に入った方が良いですよ。〟
と言われました。

それでも絶対家に連れて帰ると言った母は、とても献身的に介護をして、症状は随分改善されていました。
けれども長い介護がだんだん大変になっていった時、あっと言う間に逝ってしまいました。

朝、姉から、昼間様子を見に行ってね。と連絡が入っていたので、2時位に家に行くと、家の前に救急車と消防車が停まっていました。
もう父は病院に運ばれる所だったのです。
調子が悪くなってから急変して、心臓マッサージを続けたら、肋骨が折れてしまうような状況でした。
なんでもっと早く行かなかったのか、心残りです。

でも入院もせず、介護施設に入らずに済んで、
母のお陰で最期まで家で過ごせた父は、きっと幸せだったと思います。
母の偉大さを実感しました。

あれから7年経って、母は元気にしています。
後悔の無いように寄り添って行きたいと思います。


父が亡くなった後、父の手帳に書かれていた言葉
を色紙に書いたものです。
自分で会社を興し、兄弟や甥っ子などの面倒も見て、本当に努力の人だったと思います。

精一杯努力すれば、道自ずから開く

私もこの言葉を座右の銘にしようと思います。