やってきます。
先日のTCカラーセラピスト公式勉強会で
質問を受けました。
セッション中、クライアントさんの
沈黙が怖いという質問でした。
このとき、私がお答えした内容と
ほぼ同じことが書かれていましたので
引用・転載します。
TCカラーセラピー創始者、SAIKO先生の
4月7日に配信されたメルマガより
カウンセリングで沈黙を大切にしていますか?
よく、クライアントの沈黙が耐えられない…
と、おっしゃる方がおります。
この時、カウンセラーやセラピストの心の中で何が起きているのでしょうか?
「何か言わなければ…」と思ってしまっていませんか?
ベクトルがクライアントではなく、
自分に向いていると、そのように思って焦ったりします。
今日は、そのような人のために1つ良いアドバイスをします。
まず、実は「沈黙」ってすごい!ということです。
何が凄いのかと言うと、クライアントが沈黙をしている時、
心で何が起きているのかと言うと、
「潜在意識とアクセス」しようとしているのです。

私たちの心には
顕在意識と潜在意識があります。
五感認識や思考している状態が
顕在意識と呼ばれる領域になりますが、
この領域はたったの数パーセントしか
ありません。
残り90%以上が潜在意識です。
膨大なデータは90%の潜在意識の中に
あります。
しかし、意識できない無意識が
潜在意識です。
潜在意識の中にあるものを
取り出すためには、
クリティカルファカルティという顕在意識と潜在意識の境界にある膜のようなものを
超えて行く必要があります。
実は、カウンセリングで何か質問を
投げかけた時、
クライアントが沈黙しているのは、
このクリティカルファカルティを超
えようとしていると考えられます。
だから、沈黙を待つってとっても
大事なんです。
では、沈黙がちょっと長いな・・・
何かサポートできないかしら・・・
と思った時、どうしたら良いでしょうか?
それでも、待つ。
というのも良いですが、効果的な方法として、
「バックトラックする」という方法があります。
バックトラックとは、クライアントが話したことを
そのまま返すことを言います。
ですからこの場合、クライアントが今まで言ったことを振り返り
つなげて、もう一度伝えてあげるのです。
その時、相手がトランスに入りやすいよう
やさしく、穏やかに、ゆっくりとした声の調子で伝えるようにすると良いでしょう。
すると、クリティカルファカルティを超えるサポートができます。
ですから、沈黙はクライアントにとってチャンスなのです。
そのチャンスの芽を摘んでしまわないように、
セラピストやカウンセラーは、上手に
サポートしたいものですね^^
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